Windows7新生タスクバー[1]:アイコンからメニューを自在操作
Windowsの進化においてタスクバーはこれまでほとんど手を加えられてこなかった部分だが、ウインドウズ7では初めて大幅な改良が加えられている。従来のタスクバーには起動中のソフトのボタンが表示されていたが、新しいタスクバーはより太くなり、ボタンの代わりに大きめのアイコンが表示されるようになった。
さらにクイック起動バーとの境界がなくなり、よく使うソフトを並べて登録しておくことも可能。MacOSXのDockのように、ランチャとしての機能が強調されている。また、タスクバーのアイコンにカーソルを置くとサムネイルが表示されるのはVistaと同じだが、ウインドウズ7では見たい画面を選択したり、個別に画面を閉じることができるようになったぞ。基本的な機能は従来のタスクバーを継承しているが、使用感の全く異なる、新しい機能として生まれ変わっているのだ。
■7で新しくなったタスクバー
タスクバーには起動中のソフトのアイコンが表示されるほか、よく利用するソフトのショートカットをドラッグ&ドロップで登録できる
タスクバーにあるアイコンをクリックするとソフトが起動。起動中の場合は最前面に表示される。起動しているソフトのアイコンはハイライトで表示されるので一目で分かるぞ
タスクバーのアイコンにマウスをかざすとサムネイルが表示される。消したい画面は右上の「×」で消せばOK
サムネイルにカーソルを置くと、そのウインドウだけが表示される。クリックすると最前面に表示される
タクスバーの位置やアイコンの大きさは、タスクバーを右クリックして「プロパティ」から変更できるぞ
■ミドルクリックでウィンドウを閉じよう。
ウインドウズ7には、ミドルクリックでウインドウを閉じる機能がある。タスクバーのサムネイルにカーソルを合わせ、マウスのホイールをクリックするとウインドウを閉じることができるぞ。
■履歴やブックマークを操作する
こちらの記事ではタスクバーの新機能「ジャンプリスト」からインターネット履歴やブックマークを操作する方法についてまとめているぞ。→Windows7の新生タスクバー[2]:履歴やブックマークを操作