【XP】「eBooster」を使えばXPでもReadyBoostできる!

VistaのReadyBoostを、XPでも利用できるようにするツールが「eBooster」だ。シェアウェアだが毎回起動後4時間は無料で利用できる。単にVistaの機能を移植しただけのツールと思われがちだが、USBメモリを使ってOSを高速化するという点が同じなだけで、実はReadyBoostにはない追加機能が多く搭載されているのだ。

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中でも注目なのが、指定のソフトの速度をアップさせるアプリ優先機能だ。普段使っているブラウザやメディアプレイヤを登録しておけば、かなり快適に利用できるようになる。よく使われるファイルを学習する機能もあり、「キャッシュの構築」をクリックすることで高速化される。ReadyBoostの陰に隠れがちだが、USBメモリによるOS強化の大本命と言えるソフトなのだ。

■eBoosterでXPが高速化する

eBooster


eBoosterをインストールして起動しよう。eBooster無料版は起動から4時間まで利用できるぞ。登録の画面で「続ける」をクリックしよう


eBoosterのコントロールパネルが開くので「追加」をクリックする


デバイスの選択でUSBメモリを指定。キャッシュサイズを最大値にして「OK」をクリック


「オプション」→「優先するアプリケーション」をクリック


優先的に速く起動させたいソフトをドラッグ&ドロップで「高速化するアプリケーション」に移動させて「保存」をクリックしよう

■システムメモリでもっと高速化する

eBoosterはUSBメモリだけでなく、マシンに搭載されているシステムメモリの一部も利用することができる。アクセス速度がUSBメモリよりも高速なので大容量のメモリを搭載しているマシンでは、非常に大きな効果が得られるぞ。ただし、搭載されているメモリの容量が少ないとシステムが不安定になるので、メモリ容量が1Gバイト以上の場合のみ利用しよう


「追加」→「デバイスの選択」でメモリを指定。キャッシュサイズを指定しよう

■eBoosterは複数のデバイスを同時に利用可能

ReadyBoostは1つのデバイスでしか利用できなかったが、eBoosterは複数のデバイスを割り当て可能。USBメモリを何個も登録して利用することができるぞ。

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2009年05月01日 17時00分
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