【まとめ】Dropboxで無料で独自ドメインサイトをお手軽構築する手法をマスターしよう

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新たに独自ドメインのウェブサイトを立ち上げるとなると、様々な手間がかかる。特にサイトを、独自ドメインと紐付ける設定作業は大変だ。ストレージサービスのDropboxを使えば、サーバーを使わず超お手軽に無料でウェブサイトを構築できるぞ。


■ DropboxにHTMLファイルを作成してウェブサイト公開

独自ドメインのウェブサイトを構築する手段はいくつもあるが、どれもサーバーを用意して独自ドメインとDNSレコードで連携させる、という手順では共通している。サーバーは基本的に月額料金がかかるし(無料の場合は広告が表示される)、DNSレコードの設定は複雑で、おまけに設定が反映されるまで時間がかかる。

独自ドメインのサイトを最速かつお手軽に立ちあげたい……そんな場面では、Dropboxを利用するのがオススメだ。Dropboxはファイルをオンライン保存するストレージサービスだが、「Public」内のファイルはインターネット全体に公開される。ここにHTML形式の「index.html」ファイルを置けば、サーバーと同じように機能しウェブサイトとして公開されるのだ。

Dropboxで構築したサイトには独自ドメインを設定できるので、サーバーを利用しなくても、外見上は普通のウェブサイトのように運用できる。「お名前.com」で取得したドメインを使って、Dropboxでサイトを公開するテクニックを解説するぞ。


■ 独自ドメインを取得してHTMLファイルをDropbox上に作成する

まずは、サイトで利用する独自ドメインの取得から始めよう。「お名前.com」で自分好みの独自ドメインを確保。あとはDropbox内の全体公開用のフォルダ「Public」内に、「index.html」というHTML形式のファイルを作成すればOK。このDropboxで公開された「index.html」のURLは後で利用するので、保存しておこう。

記事はこちら→独自ドメインなのに無料でしかも広告ナシ!? Dropboxの「Public」を利用してタダでサイトを公開する方法


■ DropboxのHTMLに独自ドメインのURLからアクセス可能な状態に

「index.html」のファイルが用意できたら、取得した独自ドメインからアクセスできるように設定しよう。「お名前.com」では「転送先URL」という機能を利用すると、ドメインから特定のURLに自動的に転送が行われる。この転送先にDropbox内の「index.html」を設定することでウェブサイトを公開できるのだ。

記事はこちら→5分で独自ドメインサイトが作れちゃう!? Dropboxで超お手軽に無料サイトを構築


ここで解説した方法で作成したウェブサイトは、パソコン内のDropboxフォルダにあるファイルに手を加えるだけで、内容を編集したり加工を加えることができる。サイトのカスタマイズにかかる時間と手間が大幅に削減されるので、サイトを改造するときのテスト用の環境として利用するのもオススメだ。

現在、「お名前.com」では登録実績1,000万件突破を記念して、期間限定で新規登録キャンペーンを実施中。誰もが知っている『.com』ドメインや、SEOに強いと人気の『.xyz』ドメインなどが、1個"99円"から登録できるのだ。ぜひこの機会に、何となく作ってみようと思っていたウェブサイトのテーマに基づくドメインをまとめて登録しておこう。

独自ドメインのサイト作りはサーバーの用意から……という既成概念を壊してくれるDropbox利用のウェブサイト。上手く活用して小回りの利くサイトを構築しよう。


2015年07月31日 12時00分
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