【Vista/XP】OSチューンアップの基礎の基礎を確認!
ベンチマークの結果を見るとおり、Vistaは遅い。だからといってVistaを見放すのはまだ早い。ツールやテクニックでサポートすれば、OSは見違えるように使いやすくなる。ウインドウズ7に負けないXPとVistaのチューンアップテクを取り上げていくぞ。まずはスタートアップや断片化などの基本事項をチェックしておこう。
OSが遅いというのはマシンの根本的なスペックの不足に原因がある場合も少なくない。各OSには推奨スペックがあるが、実際はそれより性能が良くないと快適には動いてくれない。Vistaの場合、「パフォーマンスの情報ツール」で、利用中のハード環境のスコアをチェックしてみよう。スコアが3より大きいとVistaの機能をフルに使えるぞ。
■チェーンアップを始める前の準備
「スタート」→「すべてのプログラム」→「スタートアップ」には、OSと同時起動するツールが登録されている。不要なものは削除しよう
キャッシュファイルなどは「ディスククリーンアップ」でまとめて削除しよう。スタートメニューから「アクセサリ」→「システムツール」→「ディスククリーンアップ」で起動できる
HDDの断片化が進みすぎるとシステムが遅くなる。定期的に最適化を行おう
Vistaの場合は「パフォーマンスの情報ツール」で利用している環境のスコアが3以上であることを確認
■タスクマネージャで重くなっている原因を特定してみる
OSが重いのは怪しいプログラムが起動しているからかもしれない。タスクマネージャを起動してチェックしてみよう。「プロセス」には起動中のプログラムに関する情報が表示されている。
Vistaでは、プロセスの右クリックメニューからプログラム名を確認したり、プログラムの本体の場所を開くことができるので、プロセスの正体はすぐ分かる。XPの場合はプロセスの名前から、検索サイトで怪しいプログラムかどうかを検索するとよい。
タスクマネージャはキーボードの「Ctrl」+「Alt」+「Del」の同時押しで起動する。「アプリケーション」タブでは起動しているアプリの一覧が表示されるぞ
「プロセス」タブでCPUやメモリを占拠している怪しいプロセスがあったら、イメージ名で検索してみよう
Vistaの場合はプロセスを右クリックして「プロパティ」を開いてみる
■ウインドウズ7のベータ版ってずっと使えるの?
ウインドウズ7のベータ版には利用期限が設けられており、2008年の9月以降は利用できなくなる。RC版も同様の制限があるため、製品発売後に使い続けることはできない。
■ソフトウェア編
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