PT1で受信した地デジやBS/CSデジタル放送をリアルタイムで視聴したいときは、「TVTest」がオススメだ。TVTestは「HDUSアップローダ」にあるので、ダウンロードして導入しよう。最初にチャンネルスキャンを行えば、あとは右クリックメニューや、ウインドウ下部のバーを使って、チャンネル変更などが行える。
TVTestを利用するには、「VisualC++2005SP1」が必要となるほか、MPEG2のデコーダが必要だ。MPEG2デコーダは「PowerDVD」などのDVD再生ソフトをインストールすれば使えるようになるが、タダで済ませたい場合は「CCCP」を使うのがオススメ。「CCCP」に含まれる「MPVDecoderFileter」が利用できる。また番組を見ながらリアルタイムで録画したり、静止画キャプチャすることも可能だ。
■TVTestでリアルタイム視聴する
TVTestの使用には「Microsoft Visual C++ 2005 SP1」が必要なので、ダウンロードしてインストールしておこう
デジタルTV放送を見るときには、MPEG2デコーダが必要になる。「PowerDVD」などの市販DVD再生ソフト、あるいは「CCCP」をインストールしておこう
CCCPは、1本でさまざまな動画を再生できるDirectShowフィルタの詰め合わせだ。デジタルTV放送を見る場合は、「MPV(MPEG2)Decoder」にチェックが入っていることを確認してインストール。
TVTestは「DTV関係ツール」の「HDUSアップローダ」にある。ダウンロードして適当なフォルダに解凍したら、そのフォルダ内に、先ほど用意したBonDriver_PT1STのファイルをコピーしておく。必要なのはBonDriver_PT1-ST.ini、PT1Ctrl.exe、BonDriver_PT1-T.dll、BonDriver_PT1-S.dllの4個だ
TVTest.exeをダブルクリックで起動する。初回起動時にこのような画面が出る。まずは使用するドライバを「ドライバ」欄から選ぶ。地デジを視聴したい場合は、BonDriver_PT1-T.dllにする
このような表示が出るので、「はい」を押して地デジのチャンネルスキャンを行う
設定画面の「チャンネルスキャン」で「対象チューニング空間」の中から「地デジ(UHF)」を選ぶ。「サービスを検索する」にもチェックを入れておく。「スキャン開始」を押すと、その環境で利用できるチャンネルがスキャンされるので、終了するまで待とう
チャンネルスキャンが終わったらいったん「OK」ボタンをクリックしてTVTestのメイン画面に戻る。BS/CSのチャンネルスキャンも行うときは、画面上で右クリックして「チューニング空間/ドライバ」を選択し、使うドライバを「BonDriver_PT 1-S.dll」に切り替える。この状態で右クリックメニューから「設定」を行い、地デジのときと同じ手順でチャンネルスキャンを行っておく
設定画面の「キャプチャ」「録画」では、リアルタイム視聴しながらの静止画キャプチャ画像と録画ファイルの保存フォルダを設定できる
設定が終了したら、右クリックメニューか、ウインドウ下のバーのプルダウンメニューでチャンネル変更などが行える。また<録画>ボタンクリックで、視聴しながらの録画、カメラ型のアイコンクリックで現在の画面を静止画保存することも可能だ
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