Vistaの終了ボタンにある「スリープ」って何? ちゃんと復帰しなくて頭に来る

スタンバイと休止状態を合わせたようなモード。使いたくなければ電源の設定を変更して。
Vistaでは「シャットダウン」「スタンバイ」「休止状態」に加え、「スリープ」という終了方法が新たに追加され、デフォルトの終了方法として採用されている。
スリープ状態ではメモリ上にデータを保持しているので、素早く停止前の状態に復帰できる上、停電などで電力供給が断たれてもHDD上に書き出したデータを使って復帰できる。
だが、停止中も多少の電力を消費するため、ノートPCなどで電力消費を抑えたい場合などには適していない。また、ソフトや周辺機器によっては、正常に復帰できなかったりするなどトラブルも多くオススメできない。
終了ボタンの動作をスリープから従来通りのシャットダウンに変更しよう。また、長時間操作を行っていないと自動でスリープ状態になる設定も無効にしておこう。

Vistaで採用されているPCの終了方法

標準状態では、スタートメニューの終了ボタンや、パソコン本体の電源ボタンを短く押したとき、スリープが実行されるようになっている。隣の「▼」からシャットダウンなども選択できるが、使わない設定がデフォルトになっているのは邪魔だ

設定を変更したければ、コントロールパネルのクラシック表示で「電源オプション」を実行しよう

選択中のプランの「プラン設定の変更」をクリック

自動でスリープにならないようにするには、「コンピュータをスリープ状態にする」で「なし」を選択しよう

「次のプランの設定の変更」で「詳細な電源設定の変更」をクリック

「電源ボタンとLID」で、各ボタンの設定を「シャットダウン」などに変更しよう

スタートメニューの終了ボタンをクリックするとPCの電源を切れるようになったぞ

2008年10月08日 00時00分
©教えて君.net All Rights Reserved.