【Vista/XP】そろそろ導入!? SSDで限界を超えた速度に挑む!
ウインドウズ7を圧倒的に凌駕する速度を手に入れたいのなら、ハードウェアの改造が一番だ。特に記録媒体の変更は劇的な効果がある。最近、HDDに代わる記録媒体として注目を浴びているSSDを使って、ケタ違いの超高速なOSを体験してみよう。
SSDは大容量のフラッシュメモリで、HDDの代わりに設置することでOSをインストールすることができる。HDDより高速に読み書きできるだけでなく、衝撃に強く消費電力も少ない特性からネットブックによく搭載されている。ネックは容量が少ない点だが、近年は大容量化と低価格化がものすごい速度で進行しており、いずれHDDに取って代わると見込まれている。SSDは、チップの種類によって特徴が異なっているので、購入に必要な知識をチェックしておこう。
■高速なファイルアクセスが可能になるSSD
SSDの容量は32~128Gバイトのものが主流。テラバイトクラスが主流のHDDに比べると見劣りするが、通常の利用には問題ないだろう
今回使用したメモリはバッファローのSHD-NSUM32G。32Gバイトで実売は1万円前後とお手ごろな価格の製品だ
SSDは書き換え可能回数が少ないのが欠点とされているが、書き換え可能回数の少ないと言われているMLCでも、通常の利用の範囲内なら10年以上持つ。詳しい内容は「BotchyWorld」で検証されている
SSDにはSLCとMLCという2種類のチップがある。SLCはMLCと比べてアクセス速度が速く、書き換え可能な回数も多いが価格は高め。最近は高速で安価なMLCも出始めているため、購入しやすいMLCをオススメする
■SSDのプチフリーズ問題とは?
一部のSSDでウインドウズの動作が一時的に止まるプチフリーズ問題が発生している。原因はJMicron製コントローラーチップ「JMF602」の不具合で、根本的な解決策は見つかっていない。
■ソフトウェア編
・【Vista/XP】OSチューンアップの基礎の基礎を確認!
・【Vista/XP】よく使うデータは「Ultimate Defrag」でHDD外周に
・【Vista/XP】肥大したレジストリや一時ファイルなどのゴミは根絶
・【Vista】機能を選んで超軽量インストールする「vLite」
・【Vista】「Mz Vista Force」「Mz Ram Booster」でVista軽量化
・【Vista】無駄な機能は全停止! 停止できるサービス一覧も
・【XP】「nLite」でインストールディスクをカスタマイズ
・【XP】窓の手、窓の足など超定番の3大改造ソフトを活用しよう
・【XP】Windows XPの不要な機能を徹底シェイプアップ!
■ハードウェア編
・【Vista/XP】そろそろ導入!? SSDで限界を超えた速度に挑む!←
・【Vista/XP】SSDの取り付けは簡単! SSD導入実践編
・【Vista/XP】SSDをRAID0を構築してさらに高速化してみる
・【Vista/XP】OSを丸ごとメモリにブチ込むと爆速だぞ!
・【Vista/XP】RAMディスクで高速なドライブを増設する(1)
・【Vista/XP】RAMディスクで高速なドライブを増設する(2)
・【Vista/XP】RAMディスクでZIP解凍が爆速に!
・【Vista/XP】RAMディスクで仮想OSも高速化できる