Ajax系地図で写真にGPSデータを付加する「Pro Photo Tools」
GoogleマップのMS版……と言うとアレだが、例のああいう地図「Virtual Earth」を使って写真に「撮影場所」のデータを埋め込むことができる「Pro Photo Tools」が登場した。GPSユニットを持っている人に「併用」という形でオススメしたい。
ネトランにも紹介記事が載っていたように、デジカメ/携帯カメラで撮影した写真に、その写真を撮影した場所のデータを埋め込むGPSユニットが少しずつ普及を始めている。実際にGPSユニットを使うと気付く問題点の一つは、「必ずしも全ての写真にGPSデータが付加されていない」ということだ。具体的には、「充電を忘れたせいで、旅行三日目の写真だけGPSデータがない」「普段はユニット携帯してるけど、先週末のドライブは急だったから家に忘れた」「昨日はデジカメ持って無くて、携帯電話のカメラを使ったから写真にGPSデータがない」など。GPSユニットを持っている人/今後買う予定がある人は、自己満足度の高い写真ライブラリを作るため、快適な操作で写真にGPSデータを後付けできる「Pro Photo Tools」を覚えておこう。
MSのページから「Pro Photo Tools」をダウンロードしてインストールし起動。写真をドラッグ&ドロップで開く。
「Thumbnails」はPicasaチックに下部スライダーでサムネイルサイズを調節するサムネイルタブ。「Map Browse」タブをクリック。
キーワード検索で撮影場所へ移動する。いわゆるGoogleマップ的な操作なので戸惑うことはないだろう。写真を右クリックして「Set GPS~」。地図上に表示されるピンを当該写真の撮影場所にセットしてGPSデータの付加を行う。
GPSデータ付きの写真はサムネイルタブで地球アイコンが表示されている。「GPSデータ付きの写真を開いて、地図上で撮影箇所を開く」「複数写真の位置からルートを地図上で再現する」といった機能も搭載されている。
「Virtual Earth」は全角キーワードでの検索が不可能。「Tokyo」「Yokohama」といった具合に検索を行うことに注意。