地元のおすすめスポットや観光地を紹介! ご当地サイトを都道府県型jpドメインで構築する
特定の地域をテーマにしたブログを作るときは、地図を合わせて表示できると分かりやすい。WordPressのプラグイン「Basic Google Maps Placemarks」を利用すれば、Googleマップの指定した地点を記事ページ内に引用できる。今回は「お名前.com」の都道府県型jpドメインと組み合わせて「ご当地サイト」を構築する手順を解説していこう。
■ 地域の情報をマップで表示する「ご当地サイト」を作ってみよう
数あるブログのテーマの中でも、特定の地域に関連する情報を掲載する「ご当地サイト」はオススメのひとつ。身近なエリアを題材に、訪れたことのある観光地を紹介したり、オススメの飲食店を紹介したり、とっておきの隠れスポットを紹介したりと、さまざまな切り口が考えられるし、観光客や近隣住人などの間で確実にニーズがあるのも心強い。また、2020年に開催される東京オリンピックに向けて、海外から日本に訪れる観光客のために、地域情報をまとめたサイトを作っておきたいと考えている人もいるだろう。
ブログで地域情報を紹介するときに、あると分かりやすいのがマップ機能。Googleマップをはじめとするオンライン地図サービスでは、ブログの記事内に地図を引用する機能を提供しているが、さらに活用するならWordPressのプラグイン「Basic Google Maps Placemarks」と組み合わせるといい。このプラグインは、地図上にピンを設定して、そのポイントの情報を吹き出しで表示する機能があるので、記事で指し示したい場所を、確実に読者に伝えることができる。
さらに、「お名前.com」では「都道府県型jpドメイン」を提供している。これは「文字列.都道府県名.jp」という形のドメインで、たとえば、東京であれば「文字列.tokyo.jp」というドメインとなる。「文字列」の部分には好きなものを選択できるので、テーマと地域名を組み合わせたURLを利用できるのだ。
今回は、都道府県型jpドメインと「Basic Google Maps Placemarks」を組み合わせることで、ご当地サイトの構築に挑戦する。まずは都道府県型jpドメインドメインを取得し、サーバーにWordPressを導入する手順を確認していくぞ。
■ 地域ドメインとサーバーを登録する
こちらのサイトから、都道府県型jpドメインを検索しよう。欲しいドメインのキーワードを入力する
次に、地域を選択する。たとえば東京をテーマにご当地サイトを作りたいときは「東京」のチェックボックスを有効にすればOK。「検索」をクリックしよう
ドメインの検索結果が表示される。地域ドメインのチェックボックスが有効になっていれば取得可能だ
「お申込みへ進む」をクリックして、ドメインの取得手続きを進めよう
ドメインの登録年数を確認する。初期設定は「1年登録」だが、期間を増やしておくと更新作業を忘れてのドメイン失効を防げる。特に会社のドメインは、長期間維持し続けることが前提なので長めに設定しておくのがオススメ
「サーバー選択」で「レンタルサーバー」を選択。ドメインとサーバーを合わせて登録し、すぐにWordPressが利用できる環境にしておこう
過去に「お名前.com」のサービスを利用したことがあり、「お名前ID」を持っている場合はパスワードと合わせて入力。「ログイン」をクリックしよう。持っていない場合は「初めてご利用の方」を選択し登録を行う
「お支払い方法の選択」で決済方法を指定しよう。クレジットカード決済、コンビニ決済、銀行振込から選択できるぞ
最後に「申し込む」をクリックしよう。これでドメイン取得手続きは完了だ
■ 共用サーバーSDにWordPressをインストールする
「サーバーNavi」にログインし、左のメニューから「ご利用サービス確認」をクリックする
ドメインと合わせて登録した共用サーバーSDの「コントロールパネル」の「ログインする」をクリックしよう
サーバーのコントロールパネルにログインしたら、「Web設定」の「WordPressインストール」をクリックする
「かんたんブログインストール」が開くので「新規インストール」をクリックしよう
WordPressの「作成」ボタンが表示されるので、クリックする
ブログのタイトルや管理者パスワードなど、WordPrssの初期設定を入力。「確認画面へ進む」をクリックして初期設定を終えよう
WordPressのインストールが完了したら、ユーザー名は「wpmaster」、パスワードは初期設定で登録した文字列を入力してログインしよう
■ 国内6箇所の「地域ドメイン」ならもっとシンプルなドメインに
「お名前.com」が提供している地名のドメインは都道府県型jpだけではない。東京(.tokyo)、京都(.kyoto)、名古屋(.nagoya)、横浜(.yokohama)、沖縄(.okinawa)、琉球(.ryukyu)の5つの地域には、「地域ドメイン」が提供されていて、末尾のトップレベルドメインが地域名となる。たとえば東京であれば、「文字列.tokyo」のようなドメインが利用できるので、都道府県型jpドメインよりもシンプル。該当地域のブログを立ち上げるなら、これらのドメインを利用するのもオススメだ。
「お名前.com」では、都道府県型jpドメインや地域ドメインだけではなく、税抜30円の安いドメインも提供している(数量限定)!
次回は、開設したWordPressに「Basic Google Maps Placemarks」を導入して、記事内に地図情報を掲載するやり方を解説するぞ。