【まとめ】Gmailと同等のウェブ型メールクライアントを自前で用意 「Rainloop」で独自ドメインのメアドを管理しよう

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メールクライアントにGmailを利用している人は多いはず。様々なメールアドレスをまとめて管理できるのが便利なサービスだが、情報漏洩が問題になったり、データが一定量以上になると有料になったりと、必ずしも快適とはいえない。こういった制限なしにGmailと同じ機能を利用できるのが「Rainloop」だ。


■ Gmailに依存しない完全独自のウェブメールクライアントを構築する

「Rainloop」はウェブサービス型のメールクライアントだ。既存のメールアドレスを登録することで、ウェブ上からメールの管理や送受信が行える。Gmailとの違いは、自分でサーバーに導入する点。セキュリティ面での不安や容量上の制限がないし、広告も表示されないので、スッキリした画面で利用できるのが特徴だ。

Rainloopは、ウェブサイト向けのレンタルサーバーに導入できるので、運用に高度なサーバーの知識が不要なのも特徴。「お名前.com」が提供しているレンタルサーバー「共用サーバーSD」にインストールすれば、独自ドメインのURLで「Rainloop」を利用できるようになる。登録できるメールアドレスは、ISP(プロバイダ)が提供しているメールアドレス、GmailやOutlook.comなどのウェブメールのほか、「お名前.com」で作成した独自ドメインのメールアドレスも運用できるぞ。

さっそくRainloopを「お名前.com」のサーバーに導入して、メールを管理・運用する方法を解説していこう。


■ 「お名前.com」のレンタルサーバーに「Rainloop」をインストールする

Rinloopはサーバーに導入して利用するウェブサービス型のアプリケーションだ。一見、敷居が高そうだが、普通のレンタルサーバーにも対応しているので、インストールは簡単。「お名前.com」のレンタルサーバー「共用サーバーSD」を、独自ドメインとセットで登録して、FTPソフトでRainloopのファイル一式をコピーするだけで、導入作業は完了だ。

記事はこちら→Gmailに不満があるならオンラインのメールクライアント「Rainloop」を独自ドメインで導入しよう


■ Rainloopに「お名前.com」で取得した独自ドメインのメールアドレスを登録

「Rainloop」は複数のメールアドレスを一括管理するためのクライアントサービス。せっかく「お名前.com」で独自ドメインを取得したのだから、その独自ドメインを使ってメールアドレスを作成し、Rainloopに登録してみよう。ポイントは「IMAP」と「SMTP」の設定だ。ここに「お名前.com」が公開しているアドレスを設定すれば、独自ドメインのメールアドレスとパスワードでRainloopにログインできるようになるぞ。

記事はこちら→GmailもOutlook.comもまとめて管理 複数メアドを統括するクライアント「Rainloop」を導入する


ウェブサービス型のクライアントは、利用しているパソコンの環境に依存せずにメールを管理できるのが魅力。会社や自宅で別々のパソコンを使っている場合でも、Rainloopにアクセスすれば、同じ受信トレイでメールの管理や送受信が行える。「会社で受信したメールが自宅のパソコンから見れない……」といったありがちなトラブルとは無縁。セキュリティ上の問題からGmailの利用が禁止されている会社でも、Rainloopなら利用できるぞ。

現在、「お名前.com」では登録実績1,000万件突破を記念して、期間限定で新規登録キャンペーンを実施中。なんと、誰もが知っている『.com』ドメインなどが1個"30円"から登録できるのだ。ぜひこの機会にこれまで使ってきたメールアドレスを整理して、用途別に新しくメールアドレスを作り直すなど、キャンペーンを活用してみよう。

複数のメールアドレスを同時に運用しているなら、「Rainloop」は強い味方になってくれるツール。Gmailの欠点が気になっている人は、ぜひ導入して快適なメール管理を行おう。


2015年08月22日 12時00分
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