これで送信も完璧!Gmailで独自ドメインのメールを無料で利用する設定方法
独自ドメインのメールアドレスを無料で使いたいときは、「お名前.com」の「メール転送Plus」というサービスを利用しよう。メール受信の設定を行った前回に続いて、今回は、作成した独自ドメインのメールアドレスをGmailに登録して、メールの送信を可能にする設定方法を教えるぞ
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Gmailには、つい最近まで、SMTPサーバーの設定の中に、外部のメールサービスを使ってメールを送信できる「gmail経由で送信する」という設定が存在したが、2014年8月頃に仕様が変わり、この設定は使えなくなっている。そのため、GmailのSMTPサーバーとポート番号を自分で指定しなければならない。
SMTPサーバーは「smtp.gmail.com」、ポート番号は「464」となる。ここさえ注意すれば、設定は難しくないはずだ。
この設定が完了すれば、メールの受信と送信の両方が行えるようになり、独自ドメインでのメールアドレス運用は万全となる。さっそくGmailから独自ドメインのメールを送信できるように設定してみよう。
■ 独自ドメインのメールをGmailから送信可能にする
まずはGmailにログインして、右上に表示される歯車マークのボタンをクリック。メニューの中から「設定」をクリックしよう
設定画面が開いたら「アカウントとインポート」を選択。「名前」の「メールアドレスを追加」をクリックする
「自分のメールアドレスを追加」のウインドウが立ち上がる。「名前」にメールアドレスに表示したい名前(任意)を設定。「メールアドレス」に、前回の記事で作成した独自ドメインのメールアドレスを入力。「次のステップ」をクリック
「SMTPサーバー」に「stmp.gmail.com」と入力。「ポート」で「465」を選択する。「ユーザー名」に利用しているGmailのユーザー名、「パスワード」にGmailのパスワードを入力。「アカウントを追加」をクリックしよう
「確認コードを記載したメールを~に送信しました。」と表示されるので、前の画面で登録したGmailの受信トレイを開こう
Gmailに確認メールが届いているので、メール内に記載されたリンクをクリックする
「確認が完了しました」と表示されたら、メールによる認証は完了だ
Gmailで新規メールを作成すると、「From」(送信元)に作成したメールアドレスの設定が追加されているぞ
これでGmailで「メール転送Plus」を利用する設定は完了だ。メールの送信・受信共に、「お名前.com」で取得した独自ドメインのメールアドレスで行えるようになる。
なお、「メール転送Plus」では、複数のメールアドレスを作成できるほか、条件によってメールを選り分けるメールフィルター機能があり、送信元や含まれるキーワードによって、該当するメールを転送したり削除したりといった自動選別が可能。迷惑メール対策に活用できるぞ。
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