上書き・削除を全部バックアップ 「GitHub Pages」と独自ドメインで安全安心サイト運営

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前回は「お名前.com」の独自ドメインにDNSレコードを設定した。その続きとなる今回は、GitHubに独自ドメインを設定する。この作業が完了すれば、「GitHub Pages」で作成したウェブサイトに、独自ドメインのURLからアクセスできるようになる。もちろん「GitHub Pages」の特徴であるバージョン管理機能も有効になっているぞ。

前回はGitHubに作成したリポジトリ内にウェブページを開設。「お名前.com」の独自ドメインにDNSレコードを設定するところまで作業を進めた。
今回は、GitHubにCNAMEを追加することで、独自ドメインとウェブページを紐付け、独自ドメインのURLで、「GitHub Pages」のページにアクセスできるようにする。

GitHubでのCNAMEの設定は、リポジトリ内に「CNAME」というファイルを作成し、その中に取得した独自ドメインのURLを記載するだけ。これで「お名前.com」で取得した独自ドメインで、「GitHub Pages」のウェブサイトを開けるようになるぞ。

なお、「GitHub Pages」は本来、GitHubで開発したプログラムの配布ペーシを作るためのサービスなので、普通のウェブサイトとして使うには邪魔なアイコンやボタンがある。リポジトリ内のファイルを編集して、表示をカスタマイズしてみよう。
その際、カスタマイズ以前のHTMLファイルは、旧バージョンとしてリポジトリ内に自動的にバックアップされる。これがGitHubのバージョン管理機能。非常に便利なので、GitHubを初めて使う人はぜひ試してみてほしい。

■ 「GitHub」にCNAMEファイルを追加する

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前回の記事(参照)で、「お名前.com」で取得した独自ドメインにDNSレコードを設定した。そのドメイン名を確認しておこう

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GitHubにログインして、前回作成したリポジトリを開こう

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リポジトリ内に新しくファイルを作成する。リポジトリ名の隣にある「+」ボタンをクリックする

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ファイル名の入力欄に「CNAME」とファイル名を入力する。ここのファイル名は「CNAME」以外だと機能しないのに注意

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エディタ画面(黒い部分)に取得した独自ドメインを含むURLを入力しよう。「http://<独自ドメイン名>/」と入力すればOK

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画面右下の「Commit changes」をクリックするとファイルが保存される

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GitHubのリポジトリのページに戻るので、内容を確認してみよう。「CNAME」というファイルが新たに追加されているはずだ

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CNAME内に入力した独自ドメインのURLにアクセスしてみる。「GitHub Pages」のウェブページが表示されたら設定は成功だ

■ GitHub Pagesのバージョン管理機能を使ってみる

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「GitHub Pages」はGitHubで開発したプログラムの配布用サイトを作るサービスなので、普通のウェブサイトとして使う場合、不要な機能がある。例えば「tar.gz」「.zip」のダウンロード用アイコンなど

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「GitHub Pages」のウェブページを編集してみよう。リポジトリを開いて「index.html」をクリック

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トップページのHTMLで書かれたソースコードが表示される。「Edit」をクリックして編集モードにしよう

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「index.html」から、「tar.gz」「.zip」のアイコンに該当するコードを削除しよう。削除したら「Commit changes」をクリックして上書き保存する

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ウェブページをリロードしてみよう。「tar.gz」「.zip」のアイコンが削除されているのが分かる

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もう一度、リポジトリの「index.html」を開くと、変更前と変更後のファイルが両方保存されているのが分かる。このバージョン管理機能により、簡単に変更前の状態に戻すこと可能になる

「GitHub Pages」のバージョン管理は、リポジトリ内の全てのファイルが対象となる。「StyleSeet」フォルダ内にあるCSSや、「images」フォルダの画像ファイルも、変更されるたびに過去のファイルが自動保存されるので、CSSを上書き保存したり、画像を削除してしまった場合も、すぐに元の状態に復旧が可能だ。
「てウェブサイトに好きなように手を加えたいけど、元に戻せなくなるのが怖い……」という人でも、恐れずに手を加えることができるぞ。

なお、これから、GitHub Pagesを利用する人、独自ドメインを取得する人には朗報だ。 「お名前.com」では今ならドメイン登録実績が700万件突破記念キャンペーンドメイン登録実績が700万件突破記念キャンペーンを期間限定で実施中。人気の[.asia/日本語.asia]ドメインが激安の"180円"、[.com/.net]ドメインが"700円"で取得可能だ!もちろん人気の日本語ドメインも激安だ! 

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ウェブサイトの保守性において「GitHub pages」は最強のサービスと言える。「GitHub」は開発者向けのサービスだが、ウェブサイトを構築するだけなら簡単だし、何より完全無料なので導入の敷居は低い。使い方を身に付ければ、バージョン管理による安心・快適なサイト更新が行えるようになる。
お名前.com」で取得した独自ドメインと組み合わせて、「GitHub Pages」でウェブサイトの開設・カスタマイズをバリバリ進めよう。

2014年04月29日 12時00分
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