Windows7 新機能:家庭内LAN構築も超簡単「ホームグループ」
これまで家庭内LANを構築するには、アカウントを作成してワークグループに参加し、共有フォルダを作成するという手順が必要だった。ウインドウズ7は「ホームグループ」という新しい機能を搭載。家庭内LANをより簡単に設定できるようになった。ウインドウズが自動的にパスワードを発行するので、それを入力するだけでグループに参加することができる。
アカウント作成の手間がなくなった分、ネットワークの知識がない人でもトラブルに遭遇しにくくなったのだ。ただし、ホームグループ機能が利用できるのはネットワークの場所が「ホームネットワーク」になっている場合のみ。「社内ネットワーク」や「パブリックネットワーク」を選択していると、従来どおりの設定を行うことになるので注意しよう。
■ホームグループでファイルを共有する
「コントロールパネル」の「ネットワークと共有センター」でネットワークの場所を「ホームネットワーク」に設定
「コントロールパネル」→「ホームグループと共有に関するオプションの選択」からホームグループの作成を開始
別のウインドウズ7からホームグループを開くとホームグループへの参加を促されるので、メモしたパスワードを入力する
これだけで家庭内LANへの参加が行える。従来のようにアカウントやパスワードの設定が上手く行かずに四苦八苦することもないだろう
■パスワードは正確にメモしておこう
ホームグループは、LAN構築でつまづきがちなアカウントの設定をOS側で自動化できるのが特徴。しかし、OSから提供されるパスワードは完全ランダムなので非常に覚えにくい。一字一句正確にメモしておこう。
■ Vistaには真似できない! ウインドウズ7の新機能まとめ
≫家庭内LAN構築も超簡単「ホームグループ」
2009年06月23日 14時37分