Windows7 新機能:WMPのリモート機能で“どこでも再生!”
ウインドウズ7のWMPには、ネットワークを介してコンテンツを共有できる「リモートメディアストリーミング」という機能が搭載されている。インターネットに接続されているパソコンがあれば、どこからでも動画や音楽のストリーミング再生が可能。自宅のマシンのWMPに動画や音楽、画像ファイルを保存しておけば、会社や学校のパソコン、外出先のノートPCから自宅のWMPに接続して、保存したコンテンツを楽しむことができるのだ。
iTunesなどのほかのメディアツールが対応していない独自の機能なので、これだけのためにWMPに乗り換えるのもアリだろう。ただし、リモートメディアストリーミングはウインドウズ7のWMP同士でしか利用できないため、利用するパソコンのOSはすべて7でそろえる必要があるぞ。
■リモートメディアストリーミングの設定をしよう
リモートメディアストリーミングにはWindows Live IDが必要。アカウントがないならHotmailに登録して作成しておこう
WMPを起動して「ストリーム」→「ホームメディアへのインターネットアクセスを許可」を選択
「オンラインIDプロバイダーを追加」を開いて、Windows Live IDを選択
Windows Live IDサインインアシスタントのダウンロードページになるのでダウンロードしてインストールする
「オンラインIDプロバイダー」にWindows Live IDが追加されているので、「オンラインIDをリンクする」をクリック
「ストリーム」→「ホームメディアへのインターネットアクセスを許可」で「ホームメディアへのインターネットアクセスを許可」を選択すれば設定完了
■ストリーミングは設定いらず
リモートメディアストリーミングでは、UPnPでルータやファイアウォールのポート開放作業が自動で行われるようになっているため、特に設定を行う必要はない。ただし、マシンがスリープ状態になるとストリーミングできなくなるため、ノートPCなどで利用する場合は電源の設定でスリープを無効にしておこう。
コントロールパネルから「電源オプション」→「コンピューターがスリープ状態になる時間を変更」で、電源接続時はスリープ状態にならないように設定しよう
■ウインドウズ7ではISOイメージを直接書き込める
これまでISOイメージの書き込みにはライティングソフトが必要だったが、7ではISOイメージを右クリックして「ディスクイメージの書き込み」を選択すると、ライティングソフトなしで直接書き込むことができる。