電源オンのまま内蔵HDDを安全に抜き差しする「HotSwap!」

リムーバブルディスクを取り外す場合、タスクトレイから「ハードウェアの安全な取り外し」を実行してから抜かないと、中のデータが壊れてしまうことがある。シリアルATAのHDDをリムーバブルとして使う場合も同様なのだが、シリアルATAのHDDの場合は「ハードウェアの安全な取り外し」のリストに表示されない。安全に取り外しを行いたいなら、「HotSwap!」を使おう。


HotSwap!を導入すると、タスクトレイに取り外しアイコンが表示され、シリアルATAのHDDでも安全な取り外しができるようになる。ただしシリアルATAのチップによっては使えないこともあるので、SiliconImage社のチップが搭載されているSATAカードを使うといいぞ。

■HotSwap!で安全にHDDを抜き差し

HotSwap!


利用しているSATAのチップによっては、シリアルATAのHDDをホットスワップがうまくできないことがある。Silicon Image社のチップが搭載されているシリアルATAカードやマザーボードなら、うまくいく可能性が高いのでオススメだ。こちらの記事で紹介したIFC-PCIE2ESもSilicon Imageのチップを搭載している


HotSwap!を適当なフォルダに解凍してhotswap!.exeを実行すると、タスクトレイにアイコンが表示される。このアイコンをクリックして、取り外したいシリアルATAのHDDを選択。「安全にホットスワップすることができます」というメッセージが出たら、シリアルATA HDDを外してOKをクリック


タスクトレイアイコンを右クリックすると各種設定が可能。「自動起動」にチェックを入れておくと、パソコンの起動時に自動でHotSwap!が起動するようになる

■HotSwap!で取り外したくない内蔵ドライブをリストから削除するには

「Ctrl」キーを押しながらHotSwap!アイコンをクリックする。「ホットスワップ不可デバイスの選択」で、取り外しを行わないドライブにチェックを入れると、取り外しリストに表示されなくなる。

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2009年04月21日 20時02分
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