HDDごとのファイルカタログを作れる「DiskCatalogManager」
HDDをリムーバブル化して何台も使うようになると、だんだんどのファイルをどのディスクに入れたか分からなくなってくる。お目当てのファイルを探すためにHDDを何台も取っ換え引っ換え抜き差しして調べていては、「今夜はあの動画を堪能したい!」といったムラムラ感も冷めてしまう。「DiskCatalogManager」を使えば、そんな事態は回避できるぞ。
これはディスク内に記録された、ファイルやフォルダのリスト(カタログ)を作ってくれるソフトだ。カタログは、そのディスクが接続されていないときでも参照/検索できるので、目的のファイルをいつでもスパッと探し出せるのだ。HDDだけでなく、USBメモリやCD/DVDメディア内のファイルも一括してカタログ作成して管理できるので、手持ちのリムーバブルメディアのファイルリストをまとめて作っておくといいぞ!
■DiskCatalogManagerでHDDのファイルリストを作る
DiskCatalogManagerを適当なフォルダに解凍して起動する。最初の起動時に設定ファイルの作成場所を聞いてくるので、適当な
フォルダを指定して「OK」をクリック。ファイルのリストを作成したいHDDを装着したら、「編集」→「カタログを作成」を選択する
ファイルリストを作成するHDDを指定する。「ドライブ」欄のプルダウンメニューで指定しよう
「カタログの作成」ウインドウが表示され、カタログ作成時の各種設定が行える。「対象」は「すべてのフォルダとファイル」にチェックを入れておくといいだろう
カタログが作成される。真ん中の欄からディスクをクリックすると、その中にあるファイル名やフォルダ名が一覧できる。HDDだけでなくUSBメモリや、CD/DVDメディアのカタログも作れるぞ。どのディスクにお目当てのファイルがあるか調べるときは、ツールバーの「検索」ボタンをクリックする
「検索文字」欄に探したいファイルやフォルダの名前に含まれる文字列を入力して「検索」ボタンを押す
カタログの中から、検索ワードが含まれるフォルダやファイルの一覧を表示してくれる。カタログの検索はディスクが装着されていない状態でも行えるので便利だぞ