プラグインが充実した定番動画編集ソフト「AviUtl」
個人レベルで動画を作成する時はWindowsムービーメーカーなどを使用するが、最終的に細かなカットや音量、色合い、圧縮率などを調整するには動画編集ソフトが必須。定番動画編集ソフト「AviUtl」があればサクッと編集できるぞ。
「AviUtl」は、フレーム単位でのカット、挿入、結合などが行えるフリーの動画編集ソフト。フィルタやプラグインを駆使することでさまざまなエフェクトをかけることができるぞ。無駄のない直感的なインタフェースも人気だ。
作者サイトからaviutl(バージョン番号).zipをダウンロードし解凍する。中身はそのまま実行可能な形式になっている。
起動してAVI動画を読み込んだ状態。シンプルなUIだ。
ウインドウ下部の範囲指定で、エンコードする範囲を編集できる
「ファイル」メニューからは読み込み、保存、エンコードのほか、指定した位置に動画を挿入する「追加読み込み」機能やAVIファイルを連結する機能が呼び出せる
メニューの「フィルタ」から各種フィルタのON/OFFが行える。フィルタはプラグインで増やすこともできる
それぞれのフィルタ設定はメニューの「設定」から行う。設定ウインドウ右上のチェックでフィルタのON/OFFを切替えることもできるぞ
編集が済んだらファイルメニューから「AVI出力」を選択し圧縮形式、圧縮設定、保存先、ファイル名を指定するとエンコードが開始される。動画によってはCPUパワーと時間を要するので気長に待とう
「AviUtl」はプラグインを導入することによってFLV出力、60フレーム出力、逆再生など用途に応じたさまざまな変換機能を追加できる。公式ページのプラグインページやWikiなどを参考に試してみよう。
2009年02月19日 14時00分