YouTubeを使いPVを鑑賞するウェブ版iTunes「SonicSwap」
ユーザーがアップしたiTunesライブラリの曲目データからYouTube動画を再生するウェブサービス「SonicSwap」が登場した。世界中のユーザーのiTunesに登録されている曲を、iTunes的なインターフェイスでPV付きで鑑賞できるのだ。
muxtape閉鎖以降、YouTubeなどオンライン上のデータを上手い形で再生するウェブサービスが再び盛り上がっている……というのは以前Favtapeの紹介で書いた通り。今回紹介する「SonicSwap」は、さらに突き抜けた感のあるウェブサービスだ。ユーザーがiTunesのライブラリファイル(つまりメディアファイル自体ではなく、自分がライブラリにどんな曲を登録しているかという曲目情報)をアップロードすると、ライブラリ内全曲に関してYouTube動画を探し、ブラウザ上でiTunesライブラリのようなインターフェイスを展開してくれる。他のユーザーがアップロードしたライブラリも使えるので、世界中のユーザーのiTunesライブラリに登録されている曲をブラウザ上でPV付きで楽しめるのだ。ライブラリを自動的に同期させるためのiTunes補助ツールも用意されている。
「SonicSwap」はユーザ登録を行わなくても利用可能。まずは他ユーザーのライブラリを鑑賞してみよう。
検索窓でアーティスト名を検索すると、そのアーティスト名が含まれるプレイリストが見つかる。つまり、そのアーティストの曲を大量に登録しているユーザーが、そのアーティストの曲をまとめたプレイリストだ。
ユーザーのライブラリ内プレイリストを開き、各曲をPV付きで再生させることができる。
左カラム「Library」がライブラリ全体。「ジャンル」「アーティスト」「アルバム」と、iTunes同様のインターフェイスでライブラリ内全曲を楽しめるのだ。
自分のライブラリをアップロードする場合は、まずサイト上でユーザー登録をしてからダウンロードページでプラグインをダウンロードしインストール。他のツールとホットキーが重複するとエラーが出る。面倒なら全て「CLEAR」して「OK」。
「SonicSwap」「Sync With~」でアップロードを行う。以後も定期的に自動同期が行われる模様。
自分のライブラリが公開される。日本語タグも問題なく扱えるようだ。
執筆:tokix (tokix.net)