RIAAによって閉鎖されたMuxtape運営者による「Muxtapeの物語」
カセットテープにお気に入りの曲を詰め込んで、友達同士で交換する。
あるいは、自分で何度も繰り返し聴きたいため、お気に入りの曲だけを
セレクトして、テープが擦り切れるまで聴く。MD世代でも同様のことが
行われた。それをウェブ上で実現しようとしたのが「Muxtape」だ。
RIAAによって閉鎖に追い込まれたMuxtapeの運営者が、音楽と
Muxtapeに対する思いと今後の展開をトップページに掲載している。
かなりの長文だ。はてな匿名ダイアリーに訳文が掲載されているので、英語が苦手な方は、
そちらを参照してほしい。
Muxtapeの始まりは、オレゴンの大学のラジオ番組までにさかのぼる。
ウェブにプレイリストを公開し共有する仕組みを作り、会員数は順調に増えていった。しかし、
そこにRIAAの壁が立ちはだかる。プレイリストの共有という、音楽愛好家に
とって最大の楽しみは奪われてしまった。Muxtapeの第1フェーズは終わった。
Muxtapeは、今後ミュージシャン向けのサービスとして再出発する。
楽曲のプロモーションをウェブで行いやすくするために、YouTubeのような
どこでもembedできるプレイヤー、プロフィールページなどを提供する。
第2フェーズに入ったMuxtapeを、今後も見守っていきたい。
2008年09月27日 14時30分