ウイルスキラーの「RISING AntiVirus」を日本語で無料利用
市販ソフト「ウイルスキラー」のオリジナル「RISING AntiVirus」を無料で利用できる件を先月紹介した。この「RISING」を無料で日本語化するテクを紹介しよう。「ウイルスキラー」のアップデートファイルから日本語言語ファイルを抜き出して適用するのだ。
参考:「ウイルスキラー」の「RISING Antivirus」から無料版が登場 :教えて君.net
フリーで使えるアンチウイルス「RISING AntiVirus Free Edition」は、ウイルスキラーのアップデートファイル内に同梱されている言語ファイルで日本語化可能だ。アップデートファイル自体がexeで配布されているので、「Universal Extractor」などのツールで内部から言語ファイルを抜き(もちろん、分かる人は適当な方法で、とにかく中身さえ抜けばよい)、「RISING AntiVirus」の言語ファイルとして利用する方法を紹介する。
「ウイルスキラー」のアップデートファイルを以下のURLからダウンロードし、「Universal Extractor(作者ページ)」などのツールを使って中身を抽出する。
http://www.viruskiller.jp/download/file/Upgrade08_std_rav.exe
exeから抽出できる「Language」フォルダ内の「Jpn.la0」「Jpn.lag」が言語ファイルで、ついでに「jpn.chm」がヘルプファイルだ。
「RISING AntiVirus」で「Settings」「Active Difense」をクリック。画像認証を行うとウインドウが表示される。「Enable Self-Protection」のチェックを外して「OK」。
先ほどの三ファイルを、「Program Files」内の「Rising\Rav\Languages」にコピー。「RAV」フォルダはアイコンが普通のフォルダと違うが特に気にせず中に入ればよい。
「RISING AntiVirus」の「Settings」「Languages」を開くと「Japanese」が追加されているはず。選択して「OK」。
アプリ全体に対して日本語化が行われる。
ちなみに、上述のヘルプも普通に親切だし、「ウイルスキラー」と「RISING」はウインドウデザイン以外ほぼ同じ。使い方を日本語で調べられるので、「RISING」を常用したい人は一度目を通しておこう。
執筆:tokix (tokix.net)