ウイルス対策入門:フリーのセキュリティソフトでウイルス駆除

近年のウイルスは、怪しいメールや危険なサイトを経由しなくても感染するため、セキュリティ対策を行っていないマシンは、ほぼ確実に何らかのウイルスやスパイウェアに侵されていると考えて間違い。感染してしまったマシンを元の状態に戻すために、セキュリティツールを導入していこう。


まずはウイルス対策ソフト「Avira AntiVirus」を導入する。フリーで利用できる代わりに、最新のウイルス定義を更新するたびに広告が表示される。ウイルススキャンを行い、感染しているウイルスを発見して駆除しよう。

■セキュリティ対策なしでネットを利用

Avira AntiVirus
  
作者:Avira


Aviraのインストールを開始しよう。インストーラをダウンロードして実行。「次へ」をクリックして進めていこう


途中で「Registration」の画面が表示されたら、チェックボックスをすべて無効にして「次へ」をクリック


インストールが完了するとウイルス定義の更新のダイアログが表示されるので「はい」をクリック


ウイルス定義の更新が行われる。その際、広告が表示されるので「OK」をクリックして画面を閉じよう

■Avira AntiVirusでウイルスを駆除する


Avira AntiVirusを開いて、左のメニューから「Local protection」→「Scanner」の順に選択。ウイルススキャンを行う領域を選択。今回はCドライブ全体をスキャンする


虫眼鏡のボタンをクリックするとスキャンが開始される


スキャンが終わるまでには時間がかかるので待機しよう


ウイルスが発見されるとビープ音が鳴り、処理方法を選択する画面が表示される。危険度に応じて最適な対応が選択されているので、そのまま「OK」をクリックすればよい

■メールスキャン機能は未対応?

Avira AntiVirusでは、多くのウイルス対策ソフトに搭載されている、受信時にメールをスキャンする機能に対応していない。メールを開く際にウイルススキャンが行われるため、メールからのウイルスの感染を防止することはできる。スキャンのタイミングが異なるだけと考えていいだろう。


受信時にウイルスチェックは行われないが、メールを開いたタイミングでウイルスが添付されていないかどうかスキャンを行っている

これからパソコンを使う人のための「セキュリティ超入門」

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2009年04月06日 18時28分
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