PSP裏拡張テクニック・よい子のPSPが極悪デバイスに変身
PSPは、ゲームはできるし、画像や動画、音楽などのプレイヤとしての機能も搭載してるしでそのままでも便利な代物。しかし、このPSPにはさらに秘められた能力がある! 高い潜在能力があるなら、そいつを引き出してフル活用したくなるのがネトラン者の性。今回はPSPを極悪デバイスに変身させるため、必要なポイントをチェックしていくぞ。
PSPの隠れた機能を引き出すためのツールは、日進月歩に進化しネット上に公開されている。世界中のPSPを愛するファンが研究成果を競っているのだ。
ではよい子のPSPがどんな変身をするのか。まず、UMD不要でゲームが遊べるようになる。DVDバックアップと同じようにUMDをバックアップ、イメージファイル化。データを圧縮して軽量化もできる。
さらに、遊べるゲームの幅がグッと広がる。PSPでほかのゲーム機用に作られたゲームが動くのだ! かつて一世を風靡した初代プレステ、ファミコンからスーファミ、メガドライブ、ゲームボーイなどメーカーの垣根を越え、PSP1台で遊べてしまう。ウェブで流通している各ゲーム機用のフリーゲームも楽しめる。このフリーゲームが製品版に負けない面白さなのだから、遊ばなければもったいないではないか!
しかし、1つ大きな問題がある。それは各種ツールをPSPで使うためには本体のファームウェアをエミュレータ対策がなされていないバージョン1.50まで戻さないとならないのだ。執筆時点での最新版は3.72。いま持っているPSPのファームウェアをクロスメディアバー(以下XMB)メニューから確認してスタートだ。
バージョンの見分け方
超悪PSPまでの道のり
※厳密にはさらに細かい方法に分かれるが、ここではやりやすさと王道度を基準に選抜しています
PSPのクロスメディアバー(以下XMB)で「設定」→「本体設定」アイコンを選択して「○」ボタンを押す
開いたサブメニュー一覧を下にスクロール、「本体情報」を選択して○ボタンを押すと下のようにファームウエアバージョンが「システムソフトウェア 3.××」などと表示される。
写真は執筆時点で最新のファームウェアにアップデートしたPSP-1000。最新ゲームを遊ぶためにアップデートが必要だったのでつい書き換えてしまったが、ほかの遊びはできない。気付いたときはあとの祭り
……この記事の続きはネトラン12月号で!
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