IEのキャッシュファイルを検索する「IECacheView」
ブラウザで読み込んだファイルは、キャッシュとしてパソコン上に保存される。同じファイルを何度もダウンロードする無駄を省き、ページの表示を高速化するためだ。このキャッシュには、他にも使い道がある。過去に見たページが削除やサーバトラブルで見られなくなっていても、キャッシュからサルベージして見られるかも知れないのだ。また、動画本体をダウンロードしづらい動画サイトで、キャッシュに保存された動画をコピーして保存するといったこともできる。「IECacheView」は、IEのキャッシュに保存されたファイルを一覧表示して検索やコピーが行えるツールだ。ファイルの種類やアクセス日時などで並び替えられる他、URLに含まれる文字列で検索したりも出来るので、標準のエクスプローラを使うよりも快適にキャッシュファイルを漁れるぞ。
起動したら、キャッシュデータが読み込まれるまでしばらく待とう。
このように、ファイル名やファイルの種類、URL、アクセス日時、サイズなどが一覧表示される。列の見出しをクリックして並び替えれば、同じサーバのファイルや、同じ種類のファイルを近くに並べることも可能だ。
検索ボタンを押すと、検索ダイアログが表示される。サルベージしたいファイルのURLが分かっている場合は、URLの一部を入力して検索してみよう。
ファイルを右クリックすれば、このようなメニューが表示される。「Open File In Cache」でファイルを直接開いたり、「Copy Selected Cache Files To」で他フォルダにコピーしたり出来るぞ。
2007年10月08日 04時37分