IE7に「最近閉じたタブ」機能を追加する「IE7 Open Last Closed Tab」
タブブラウザになったIE7には、IE6時代とは違った履歴管理が必要だ。「表示したページを順番に表示する」といった通常の履歴機能だけでなく、「最近閉じたタブ」にアクセスできると便利度がダンチなのだ。例えば、「ググって検索結果から良さそうなサイトを新規タブで開きまくる」といったケースを考えて欲しい。各サイトでサイト内リンクを辿ると、単純な履歴はグチャグチャになってしまう。「このサイトはもう読んだ」という段階でタブを閉じる訳なので、「最近閉じたタブ」というリストがあれば、それは「自分が読んだ検索結果サイト」を示してくれるのだ。……といったように重要度が高いため、SleipnirやFirefoxなど、タブブラウザの基本機能の一つとなっている「最近閉じたタブ」なのだが、IE7には搭載されていない。「IE7 Open Last Closed Tab」で機能追加を行おう。
参考:IE7に広告削除など各種機能を追加するIE7Pro
参考:IE7RSSリーダーに全サイトを繋げた表示を追加する「Feeds Plus」
参考:IE7検索バー/コマンドバー/メニューの表示を弄る「IE7 Tweak Utility」
「IE7 Open Last Closed Tab」を作者のページからダウンロードしインストール。.Net Framework 2.0が必要だが、マシン内になければインストール中に勝手に導入されるので特に気にする必要はない。
巡回中に、複数のタブを開き、「タブを閉じる」ボタンでタブを閉じたり……。
あるいはウインドウ自体を閉じたり、といった段階で「最近閉じたタブ」履歴が加わっていく。Alt+Xで「最後に閉じたタブを開く」になるので、誤動作などでタブやウインドウを閉じてしまった場合に利用しよう。
Alt+Qで「最近閉じたタブ」リスト。サムネイル付きで表示されるので分かりやすい。クリックすれば開き直すことができるぞ。
インクリメンタルサーチ機能も搭載済み。右上の検索窓にキーワードを打ち込むと、一文字打つごとに候補が絞られていくのだ。キーワードは日本語でもOK。なお、この履歴は、IEを完全に終了させても残っている。消したい場合は左上の「Clear Tab History」。