「お名前.com」で先行登録が開始された地域ドメイン「.tokyo」。これまでの「.com」や「.net」では入手が難しかったレアドメインを手に入れられる絶好の機会とあって、さっそく熱い注目を集めている。競争の少ない今のうちに人気の出そうなドメインを入手しておけば、数年後にはお宝ドメインになっているかも!?

■ 都道府県初「東京ドメイン」の先行登録がスタート

4月7日より「お名前.com」で、地域ドメイン「.tokyo」の先行登録が開始された。東京都の全面協力の元に新設されたドメインで、舛添要一知事やAKB48のメンバーもPRに参加。マスコミにも大々的に取り上げられたので、目にした人も多いはずだ。

この「.tokyo」ドメインは、ウェブ業界の関係者の間では、非常に熱い注目を集めている。というのも、地域ドメインの新設は、従来は入手は難しかった貴重なドメインを入手できる絶好の機会だからだ。

ドメインの争奪は基本的に「早い者勝ち」。先に登録した人が自分から手放さない限り、後から来た者が手に入れるチャンスはない。
有意味な単語や文字数の少ない単語のドメイン、例えば「akb48.com」や「tokyo.net」「jra.com」といったドメインは、とっくに古参の事業者や個人に確保されいて、今から手に入れたければオークションに出品されるのを待つしかない。
また、運良くオークションに出てきても、数十万円から数百万円、時には数千万という莫大な金額で取引されるため、一般層には雲の上の世界というのが現実だ。（高額で売買されるドメインについては過去記事を参照）。

ところが、今回の「.tokyo」は先行登録が始まったばかり。つまり、「.com」や「.net」では入手が絶望的に困難なレアドメインも、まだ手付かずの状態にある。中には後々、高額で売買されるドメインもあるかもしれない。ゼロから新規登録が始まった「.tokyo」は、いずれレア化するドメインに先行投資できる、千載一遇のチャンスなのだ！

■ 「.tokyo」ドメイン先行登録を見逃せない2つの理由

【理由その1】通常は入手困難なレアドメインを手に入れられる

「.tokyo」は始まったばかりの新設ドメインなので、人気キーワードを含んだ貴重なドメインが手付かずで残っている。普段なら取得の難しい一般的な単語のドメインや、文字数の少ないドメインを取得するチャンス。

【理由その2】将来オークションで高額で売買されるかも？

貴重なドメインは、オークションに出品すると高額で売却できる可能性がある。「お名前.com　ドメインオークション」では、毎週ドメインの取引が行われている。首尾よく入手した人気の「.tokyo」ドメインをここで転売すれば、一攫千金も夢ではない。

■ 「お名前.com」で「.tokyo」ドメインの先行登録を行ってみよう

「.tokyoドメイン」の先行登録ページ（参照）を開いて、取得したいドメイン名を入力。「検索」をクリックしよう

「STEP1｣で商標の有無を選択。「STEP2」で取得したドメイン名にチェックを入れよう。今回は「.tokyo」のドメインのチェックボックスを有効にし、右上の「お申込みへ進む」をクリックする

「お申込み内容」で金額を確認。「Whois情報公開代行」は、ドメインの取得者の公開情報を隠してくれる機能。無料で利用できるので、トラブルを避けたい場合はチェックを入れておこう

「お名前.com」を過去に利用したことがある人は、お名前IDとパスワードを入力して「次へ進む」をクリック。利用したことのない人は「初めて利用します」を選択しよう

「初めて利用します」を選ぶと、会員情報の登録ページへと移動する。名前や住所、連絡先などを登録しよう

最後に決済方法を選択しよう。クレジットカードもしくは銀行振り込みでのお支払いが可能だ

以上で先行登録の設定は完了だ。「規約に同意し、上記内容を申し込む」をクリックすると申し込みが行われるぞ

「.tokyo」ドメインの先行登録は、事業者・個人を問わないので、個人でブログやニュースサイトを運営している人でも遠慮せずに申請してOK。

先行登録の期間は7月18日の19時までで、申請料が5000円、登録料が5000円（商標権なしの場合・価格はすべて税別）となっている。通常のドメイン取得よりは割高になるが、価格上限のないオークションに入札することを考えたら、価格の面でも確実性の面でもはるかに有利だ。

レアドメインは入手の機会が非常に限られていて、こういった新規ドメインの新設でもなければ、手に入れるチャンスは皆無といっていい。
ドメインの新設も、そうそう何度もあることではないので、今回の先行登録を逃さずに、将来的に大きな価値を生み出しそうなドメインを確保しておきたい。