スクリーンショット撮影後の画像の処理を自動化できるキャプチャツール
画面のスクリーンショットを撮った後で、その画像をペイントソフトで加工したり、エクセルに貼り付けたり、メールで転送したりといった処理を行うことがある。そういった撮影後の処理を自動化するキャプチャツールが「Greenshot」だ。
「Greenshot」は、ウインドウズのスクリーンショットを撮影するキャプチャソフトだ。画面全体、起動中のウインドウ、領域選択といった範囲を選択して画面を撮るのは標準的なキャプチャソフトと同じだが、撮影後の処理を自動化できるのが特徴。例えば、撮影した画像をそのままMS Paintに転送して開いたり、プリンター、メール、エクセルなどに送ることが可能。撮影後の一手間を省略できるのだ。
キャプチャ画像を大量に撮ってさっさと処理したいときに、手数を減らせるぞ。
■ スクリーンキャプチャで採取後の画像処理を自動化
「Greenshot」をダウンロード、インストールして起動しよう。インストールしたフォルダの「Language」に、こちらから落とした日本語化用XMLファイルを入れて再起動すれば、メニューが日本語化される
「設定」を開いて、キャプチャーが実行されるホットーキーや、出力先のフォルダを確認しておこう
初期設定では、キーボードの「PrintScreen」でキャプチャの領域選択が行える。カーソルをドラックしてキャプチャ保存したい領域を選択。カーソル部分を円形に拡大表示するスコープ機能もある
範囲を選択すると、メニューが表示される。保存先や保存名を指定できるほか、画像をメールやExcelに直接転送することも可能
このメニューの操作は、あらkじめ自動化できる。「設定」の「スクリーンショット採取後の操作」タブで、「Select~」のチェックを外して、メニューから処理したい操作を選択しよう
2014年03月09日 22時58分