サイト成功の秘訣はドメインにあり!「お名前.com」のオークションで強力なドメインをゲットしよう
一発でサイトのテーマが分かるようなインパクトのあるドメインを手に入れたいが、欲しいドメインは皆すでに取得済み……。そんなときは、「お名前.com」のドメインオークションを覗いてみよう。落札価格もほとんどが数千円と、現実的な価格で欲しいドメインを入手できる一大スポットなのだ。
■ 本当に欲しいドメインを手に入れるには?
新しいサイトを始めるとき、まず最初に突き当たるのは、「ふさわしいドメインが見つからない」という壁。世間一般でよく使われている単語を使ったドメインは、ほぼ全て取り尽されており、所有者が自ら手放さない限り、手に入れるチャンスはない。欲しいドメインがあっても、先に誰かに取られていることが分かったら、その時点であきらめる人がほとんどだろう。
しかし、サイトにふさわしいドメインを手に入れるメリットは非常に大きい。Googleの検索結果にドメインが与える影響は大きく、検索結果の上位に表示されるためには、そのテーマに沿った独自ドメインを使ってサイトを開設するのが一番の近道となる。長い目で見れば、ドメイン名の選択はそのサイトのアクセス数に多大な影響を及ぼすのだ。
後々のことを考えれば、ドメインには徹底的にこだわりたい。そこで、「お名前.com」が主催しているドメインオークションを活用すべし。ここでは通常では入手できないような強力なドメインを、手頃な価格で手に入れられるチャンスが転がっている。
■ オークションで人気があるのはどんなドメイン?
「お名前.com」のドメインオークションは毎月開催されていて、その度に新しいドメインが出品・落札されている。オークションといっても、ほとんどのドメインは入札件数が10件以下、価格も数万円以下で落札できるので、コスト面での心配も無用。
とはいえ、たまに入札が殺到し、数十万円にも価格が跳ね上がるドメインが現れることもある。これは、ドメインの人気のトレンドを知る上で、興味深いサンプルになるので、ぜひとも注視したいところだ。
現在も、開催されている「お名前.com」のドメインオークションで、人気を集めているドメインを紹介しよう(2013年9月5日時点)。
● spyral.jp(スパイラル)
9月のオークションで一番人気は「spyral.jp」。スパイラル、「螺旋」を意味するJPドメインだ。会社名、店舗名、商品名、作品名などで非常に多く使われおり、入札が殺到するのも納得。現時点の入札数は51件とダントツ。価格は1万700円。
● 1000.jp(千)
数字のドメインは覚えやすいので人気があるが、その中でも抜群のシンプルさの「1000.jp」にも人気が集中。とにかくドメイン名としては印象に残りやすく、手入力もカンタンとあって、21件の入札が集まっている。現在の価格は8900円。
● supportdesk.jp(サポートデスク)
「サポートデスク」は検索件数の多いビックワードなので、「supportdesk.jp」はSEOの面で非常に魅力的。例えばサポートデスク比較サイトを作ったとき、このドメイン名なら検索結果での上位表示が期待できる。入札数は8件。現在価格は1万円。
■ ほかにもこんなドメインがオークションで人気!
ドメイン名 | 説明 | 現在価格 | 入札数 |
---|---|---|---|
500.jp | 五百 | 8900円 | 16 |
dmp.jp | 3文字ドメイン(DMP) | 6800円 | 13 |
gdgd.jp | ぐだぐだ | 1万円 | 10 |
aruku-net.jp | アルクネット | 6400円 | 9 | one-piece.jp | ワンピース | 5900円 | 7 | smiley.jp | スマイリー | 6400円 | 5 | pax.jp | パックス | 6000円 | 5 | sport.jp | スポーツ | 40100円 | 21 | net-store.jp | ネットストア | 5900円 | 3 |
■ ドメインオークションへの出品はバックオーダーから
ここで、「お名前.com」のドメインオークションにかけられるドメインは、どこから来たのだろう、と疑問を持った人もいるはずだ。
オークションに出品されているドメインは、元々誰かが所有していたものだ。契約が更新されなかったことで、一定の猶予期間を置いたのちに所有権フリーになるのだが、「お名前.com」では、バックオーダーという、猶予期間のうちに先行してドメイン取得の予約ができる仕組みがある。これを利用すれば、フリーになる前に先んじてドメインを確保できるのだが、このバックオーダーの段階で、取得希望者が2人以上になった場合にのみ、オークションでの入札によって所有者が決められるのだ。
そのため、オークションでは最低でも2人が参加した状態で始まる。途中から第3者が割り込んで、横からかっさらうことも可能。ドメインオークションは、バックオーダーで人気のドメインの争奪戦となるため、ここをチェックしていれば、どんなドメインの需要が高いのかを、知ることもできるわけだ。
■ 「お名前.com」のドメインオークションで強力なドメインをゲットしよう
「欲しいドメインを検索したら、偶然、手付かずで残っていて首尾よく入手できた」というケースは非常に少ない。既存のキーワードや、その組み合わせのほとんどは取得済みで、たまたまを期待していては、欲しいドメインは手に入れられない。
インターネットの世界で支持される魅力的なドメインを入手するには、ドメインオークションが一番の近道。通常のドメイン取得より多少コストはかかるが、手に入るドメインの貴重さを考えれば、費用対効果の辻褄は充分に合う。
「お名前.com」で毎月開催されているドメインオークションはこまめにチェックし、興味のあるドメインを発見したら、無理のない範囲で落札にチャレンジしてみよう!
《参考サイト》
・お名前.com jpドメインオークション