英語サイトを自然な和訳で表示するFirefox拡張「Japanize」

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正直なところ、機械による英文和訳は、実用的に許せるレベルに達していない。「英語を和訳しながら読む」のも「機械翻訳で生成された意味不明の日本語を和訳しながら読む」のも大して手間が変わらない。機械が訳せないならどうすればいいか?人間が訳せばいい。例えば、ネトランでは海外製ツールを日本語化パッチと一緒に紹介することが多いが、「日本語化パッチ」とは、パッチ作者の手で人的な和訳を行う書き換えパッチだ。同じような方法論で、対応する英語サイトのページ表記を人的に日本語に書き換えるFirefox拡張「Japanize」がリリースされた。機械翻訳と違って「どんなサイトでもOK」という訳ではないが、YouTubeやWebArchiveなど、対応サイトの表示が極めて自然な日本語に変わるぞ。

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作者サイトのトップページダウンロードページでボタンクリックからインストール。XPIファイルを直に落とすのが面倒なので、サイトを許可済みに入れた方が早い。

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Firefoxを再起動させると右下に日の丸アイコンが追加されているはず。マウスオーバーで表示される説明通り、クリックで有効無効を切り替えられる。

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YouTubeにアクセスすると表示が日本語に変わるはず。人間が訳しているだけあって極めて自然な日本語だ。

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個別動画ページもこの通り。

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ちなみに同じページをエキサイトのウェブページ翻訳で機械和訳させると左SS。「お気に入りに節約してください」と言われても……。

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対応サイトであればYouTube以外でも和訳が行われる。現在の対応サイトは、作者ページに掲載されているが、WebArchive・Flickr・del.icio.usなど。今後対応サイトがどんどん増えていけばカナリ便利になるかも。個人的には「超ライトユーザーにFirefoxを勧める動機付けの一つになり得るんじゃないか?」という感もしている。「YouTubeは英語だから使いにくい」と言う人は結構多いし。

2006年08月15日 15時04分
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