英語サイトを自然な日本語で表示するJapanizeがOperaに対応

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8/15にFirefox版を紹介した、英語サイトの日本語化「Japanize」にOpera版が登場した。詳しい動作原理はFirefox版の紹介記事を参照して頂きたいが、簡単に言えば、機械にリアルタイムで翻訳を行わせるのではなく、人間がメニュー項目などを日本語翻訳した定義ファイルをネット経由で取得し、ウェブページを日本語化させる仕組み。このため、機械翻訳と違って、極めて自然な日本語で英語サイトを利用することができるのだ。「Operaユーザー」と「英語サイトのメニューなどが日本語表記になることに価値を見いだす人」がどの程度重なるのか何とも言えない気もするが、最近はアジア系サイトの日本語化も始まっている模様なので、Operaユーザーは一度試してみるべし。

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JapanizeはユーザーJavaScriptとして動作する。「ユーザーJavaScriptって何?」という人は、まずOperaの「ツール」「設定」で「詳細設定」「コンテンツ」の「JavaScriptオプション」を開き、「ユーザーJavaScriptファイル」にJSファイルの保存フォルダを指定する。

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指定したフォルダ内に作者ページからダウンロードした「japanize-opera.user.js」を保存。左SSのように、今後も拡張子「js」のユーザーJavaScriptファイルはこのフォルダに保存していく。

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YouTubeなど対応サイトにアクセスするとメニューなどの表記が日本語になる。人間が訳しているだけあって、非常に自然で読みやすい日本語だ。

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対応サイト一覧ページに詳細が掲載されているが、最近は中国語サイトなども翻訳の対象になっている。「メニューとか読む程度には英語分かるし」という人にとっても有用なはず。今後はIE(用のTrixieなど)版の登場が待たれる。

2006年12月12日 14時22分
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