2014年打ち上げの次世代GPS衛星で精度は1m以内に向上
カーナビや携帯電話に搭載されているGPS(全地球測位システム)。現在の誤差は半径4m以内となっているが、2014年には誤差1m以内と大幅に精度がアップした次世代GPS衛星が打ち上げられる予定となっている。
GPSは元々は米国が軍事用に開発した技術。現在は写真のコロラド州ピーターソン空軍基地で35個のGPS衛生が管理されており、私たちのカーナビや携帯電話の位置情報はそこから得られている。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の発表によれば、2014年に打ち上げられる次世代GPS衛星ではさらに精度が向上し、誤差は現在の4m以内から1m以内になるという。
小さい通りが入り組んだ繁華街などでは、携帯電話のGPSは誤差でイマイチ頼りにならないことが多かったが、4年後の次世代GPSなら大丈夫かも。
2010年01月05日 17時38分