Vistaの高速化機能ReadyBoostをXPでも使えるようにする
外部記憶媒体として人気の高いUSBメモリは、Vistaに搭載されている「ReadyBoost」機能によってパソコンの高速化に役立てることができる。頻繁に起動するプログラムのデータをUSBメモリ上にキャッシュすることで読み込み速度を向上させるのだ。
ReadyBoostはVistaの目玉機能の1つだが「eBoostr」を使えばXPでも利用でき、USBメモリの性能によってはツールの起動時間が劇的に短縮される。パソコンに大量のメモリや高速なSSDなどを搭載している場合は効果の薄いこともあるが、低速なハードディスクを搭載したノートパソコンなどでは威力を発揮することが多いぞ。
■ USBメモリでXPを高速化する
eBoostr | ||
作者:CoGen Media |
1Gバイト以上の容量があり、できるだけ高速なUSBメモリをパソコンに接続する。ここではグリーンハウスのピコドライブ・デュアル(実勢価格3200円から)を使った
eBoostrをインストールする。シェアウェアだがパソコンの起動から4時間までは無制限で利用でき、再起動するとまた4時間使えるようになる。「続ける」をクリック
「デバイスの追加」画面が表示される。「デバイスの選択」でUSBメモリのドライブを選び「キャッシュサイズ」を指定する。「1024」または「2048」がいい。「OK」をクリック
確認画面で「いいえ」をクリック。「eBoostrコントロールパネル」が表示される。よく使うソフトを起動して終了する作業を何度か行おう。「キャッシュの構築」をクリックするとUSBメモリ内にキャッシュが作成される
2009年08月19日 18時29分