これからパソコンを使う人のための「セキュリティ超入門」
ネットには目には見えない危険がいっぱいある。甘く見ていると、知らないうちにウイルスやスパイウェアに侵入されてシステムを破壊されたり、個人情報を盗まれてしまう。今回はネットを安全に使うための、基本中の基本の環境を作っていくぞ。
セキュリティ対策と一口に言っても、実際に被害に遭ったことがないと、現在のネットがどのくらい危険なのかなかなか実感がわかないだろう。「自分だけは大丈夫」と思い込んでセキュリティ対策を怠っている人も少なくないはずだ。そこで実験として、セキュリティ対策を一切行っていないマシンで3日ネットを利用して、本当に危険なのかどうか試してみることにした。
詳細はこちら→ノーガードのPCで3日間ネットしてみると……
近年のウイルスは、怪しいメールや危険なサイトを経由しなくても感染するため、セキュリティ対策を行っていないマシンは、ほぼ確実に何らかのウイルスやスパイウェアに侵されていると考えて間違い。感染してしまったマシンを元の状態に戻すために、セキュリティツールを導入していこう。
詳細はこちら→フリーのセキュリティソフトでウイルス駆除
ウイルスへの対応が終わったら、今度はスパイウェアへの対策を行う。ウイルスが場合によってはマシンに深刻なダメージを与えるのに対して、スパイウェアはマシン内のユーザーの個人情報を漏洩させる。漏洩した個人情報の行き先はマーケティング会社だ。スパイウェアはウイルスほど危険度は高くないものの、感染する可能性はウイルスよりも高く、大量にマシンに入り込んでデータを送信し、ネットが重くなる原因になることもあるので確実に除去しよう。
詳細はこちら→個人情報を漏らすスパイウェアも完全駆除
ウイルスとスパイウェアの対策を行い、危険にさらされていたマシンをクリーン化することに成功したはず。だが、マシンの防御はまだ完璧ではない。外部からのウイルスやスパイウェアの侵入を予防するツールを導入しよう。
詳細はこちら→ファイアウォールで外部からの攻撃をブロック
■関連ツールアーカイブ
カペルスキーオンラインスキャナ | ||
運営:Kaspersky Lab |
F-Secure オンラインスキャナ | ||
運営:エフセキュア |
Avira AntiVirus | ||
作者:Avira |
Spybot | ||
作者:Patrick M. Kolla |
Outpost Firewall FREE | ||
作者:Agnitum Ltd. |
2009年04月06日 18時30分