ウイルス対策入門:ファイアウォールで外部からの攻撃をブロック

ウイルススパイウェアの対策を行い、危険にさらされていたマシンをクリーン化することに成功したはず。だが、マシンの防御はまだ完璧ではない。外部からのウイルスやスパイウェアの侵入を予防するツールを導入しよう。


ウイルスの感染予防といえばファイアウォールだが、ウインドウズに標準で搭載されている機能よりも高性能なフリーソフトが提供されているのでそちらを利用したい。「Outpost Firewall FREE」は広告カット機能を搭載したファイアウォールソフトだ。ツールごとにルールーを作成して出所不明の通信をブロック。トロイの木馬の対策機能やメールの添付ファイルをフィルタリングする機能も搭載している。また、プラグインによって機能を追加できるのも特徴。広告ブロックや攻撃検知のプラグインが公開されている。これらの機能を活用してマシンをがっちりガードしよう。

■各ツールのネットワーク利用を許可する

Outpost Firewall FREE
  
作者:Agnitum Ltd. 


ンストールの前に、ウインドウズの標準のファイアウォール機能を無効にしておこう。コントロールパネルの「Windowsファイアウォール」を開いて「無効」を選択する


インストールは途中で「Japanese」選択して、「Next」をクリックしていくだけでOKだ


インストールが完了したらOSを再起動。ソフトが通信を行おうとするとダイアログが表示される。IEなどの場合は、ツール名が表示されるので、そのまま「OK」をクリック


ツール名が表示されない場合も、利用しているツールなら「このアプリケーションに関する活動を全て許可」を選択して「OK」をクリック


よく分からない場合は、「プリセットからルール作成」を選択して「OK」をクリック


「ルール」で「これを許可する」にチェックを入れて「OK」をクリックしよう


「オプション」→「アプリケーション」に作成した設定が表示される。ここから設定を変更することも可能だぞ


そのほかにもプラグインで、広告をブロックしたり、特定のサイトを非表示にすることができる。「Plug-Ins」の右クリックメニューからプロパティを開いて設定を行おう

■ルータの場合ファイアウォールは不要

ルータを利用している場合、ルータでIPアドレスが切り替わるため、外部からの不正アクセスはパソコンには直接届かない。ファイアウォールはマシンを重くする原因になりがちなので、ルータの環境下ではファイアウォールをインストールする必要はない。


インターネット側からはルータのIPアドレスにしかアクセスできない。LAN内のPCへは直接攻撃されないため、ファイアウォールは不要だ

これからパソコンを使う人のための「セキュリティ超入門」

≫ウイルス対策入門:ファイアウォールで外部からの攻撃をブロック
2009年04月06日 18時27分
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