PCの起動が遅いのにはとっくに慣れっこになって久しいが、ASRockのマザーボードにOSの起動を劇的に早くする機能が搭載されるぞ。あのもっさりVistaがわずか4秒で起動するという凄さ。これがあればVistaのスリープモードはもういらないかも。

Windowsは電源スイッチを押してからOSが起動するまでに1分近くかかることも珍しくないという、テレビや洗濯機といった家電と比べると恐ろしく不便な仕様となっている。Vistaでは電源を切る代わりに省電力状態で休止し、再起動を高速化するスリープモードが搭載されているが、若干ではあるが電力を消費し続けるため、ごくたまにしかPCを使わない人には向いていない。
そんな中、マザーボードメーカーのASRockはわずか4秒でOSを起動できる機能を開発。YouTubeにデモが公開されている。OSの起動実験が行われるのは2分30秒過ぎから。4秒でVistaが起動し操作可能な状態になっている。
ノートPCに搭載されれば必要なときだけ起動して操作できるため、利便性がぐっと上がる。PCの使い方を変えうる機能になるかもしれない。

・ ASRock InstantBoot