タスクマネージャの怪しいプロセスを徹底確認 メモリに潜むウイルスを発見する方法
ウインドウズのタスクマネージャーの中に怪しいプロセスを見つけたときは、ウイルスチェックを行うのが基本だ。「System Explorer」では、起動中のプロセルの利用状況をワンクリックで調査し、加えて44種類のウイルス対策ソフトでスキャンできるツールだ。
「System Explorer」は、ウインドウズのタスクマネージャーの強化版とでもいうべきツール。起動中のソフトのプロセスやCPU利用率をチェックできる。特に便利なのが、プロセスの安全性を調べるチェック機能だ。そのプロセスの情報や、全世界での利用状況を調査できるほか、44種類のセキュリティエンジンに対応した「Virustotal」で徹底スキャンできる。
タスクマネージャー内に見覚えのないプロセスを発見したら、「System Explorer」で丸裸にしよう。
■ 起動中のプログラムが安全かどうかを徹底的にチェック
「System Explorer」をダウンロードしてインストール。起動したら「Processes」タブを開く。起動中のツールの情報が表示される
調べたいプログラムを見つけ出して「Check」のリンクをクリックしよう
System Explorerのページが開き、クリックしたプログラムの詳細が表示される。今回は例としてウインドウズ版LINEのチェックを行っている。プログラムの名前や製作者、バージョンなどの情報が表示される
さらに、そのプログラムの全世界での利用状況を確認できる。LINEは日本国内が50%で、残りは台湾で使われていることが分かる。ここを見れば、怪しいプログラムかどうかはある程度分かるだろう
より確実に調べたい場合は、「Is the Process~」にある「Check MD5」をクリックしよう
ウイルスチェックサイトの「Virustotal」に転送される。ここでは該当のプログラムを44種類のウイルス対策ソフトで感染チェックを行う。感染率が「0/44」と表示されれば問題はナシ