定番クラウドストレージの中身をまとめて管理・検索できる「MultCloud」
ウェブ上にファイルを保存しておけるクラウドサービス。数年前までは乱立気味だったが、ここ最近で主要なサービスが絞られてきた。しかし、複数のサービスを併用していると、「あのファイルどこに置いたっけ……?」なんてことになりがち。クラウドをまとめて管理できる「MultCloud」を活用しよう。
「MultCloud」は、現在主流の6つのクラウドサービス(Dropbox、GoogleDocs、Box.net、SkyDrive、SugarSync、AmazonS3)を管理できるウェブサービスだ。それぞれのサービスに保存されているファイルの横断検索が行えるほか、ファイルのアップロード・ダウンロード、画像の表示などに対応している。
複数のクラウドを併用してると、目的のファイルを探してあちこちログインして回る……なんて状況になり
がちだが、このサービスを使えば簡単にクラウドを切り替えて目的のファイルを見つけることができる。
また、うっかり利用しているクラウド自体を失念して、ファイルを預けっぱなしになっていた、なんてこともなくなるだろう。
■ 主要な6つのクラウドを横断してファイルを操作できる
「MultCloud」を開いたら、まずはユーザー登録を行おう。「Create An Account」をクリック
メールアドレス、ユーザー名、パスワードを入力して「Commit」をクリック
登録したメールアドレスに認証メールが送られてくるので「Activate Account」をクリック。これで利用できる状態になったので、ユーザー名とパスワードでログインしよう
MultCloudにログインすると、接続可能な5種類のクラウドサービスが表示される
MultCloudから利用したいサービスを選択して「Add xxx Account」をクリック
それぞれのサービスの認証画面が表示されるので、アカウント情報を入力してログイン、許可ボタンをクリックしよう
接続したクラウドサービスは左側に表示される。クリックすると、クラウドサービスにあるフォルダやファイルの一覧が右側に表示されるぞ
クラウドサービスからファイルをダウンロードしたりアップロードできる。チェックボックスを有効にしてメニューボタンをクリックして操作しよう
画像ファイルの場合はダウンロードせずにブラウザ上で内容をチェックできる。画像ファイルをダブルクリックすると別ウインドウで表示されるぞ