自動クラウド保存の仕組みを構築「SkyDrive Synchronizer」
あまり話題にならないが、マイクロソフトのオンラインストレージ「WindowLive SkyDrive」はかなり凄い。25Gバイトの容量が無料で利用可能。ファイルのバックアップ先に最適だ。自動的にアップロードする「SkyDrive Synchronizer」と組み合わせて活用しよう。
「SkyDrive Synchronizer」は、PC内のファイルをSkyDriveに自動アップロードするツール。Configファイルを開いて、SkyDriveのアカウント(メールアドレスとパスワード)、ローカルのフォルダ、アップ先のフォルダを入力すれば設定は完了。EXEファイルを実行すると、指定したフォルダ内にあるファイルが全てSkyDriveのフォルダに転送される。
機能はシンプルだが、色々な活用方法が考えられるツール。タスクマネージャで定期的に実行して、自動バックアップの仕組みを作る、といった使い方も可能だぞ。
■ フォルダの中身を自動的にSkyDriveにアップロード
まずは「WindowsLive SkyDrive」のアカウントを作成してログイン。「フォルダーの作成」からバックアップ用のフォルダを作成しよう
「SkyDrive Synchronizer」をダウンロードして展開。フォルダ内にある設定ファイル「API.WindowsLive.SkyDrive.exe.config」をテキストエディタで開き「add key="UserName"」に続く 「value=」にメールアドレス、「add key="Password"」に続く「value=」にパスワードを入力
さらに「add key="StartFolder"」に続く「value=」にローカルのフォルダ、「add key="DestinationWebFolder"」 に続く「value=」にSkyDrive内のバックアップフォルダのパスを入力する
「API.WindowsLive.SkyDrive.exe.config」を上書き保存したら、「API.WindowsLive.SkyDrive.exe」を実行しよう
コマンドプロンプトの画面でSkyDriveへのログインが行われ、指定したローカルのフォルダ内のファイルがSkyDrive内のバックアップフォルダに転送される
転送が完了したらSkyDrive内のバックアップフォルダを開いてみよう。ローカルのフォルダと同じファイルが保存されている