【ソーシャル完全バックアップ術】Twitterの全つぶやきをEvernoteに自動記録する
Twitterは負荷軽減のために、過去ログを一度に表示できない仕様になっている。検索機能も頼りなく、自分の過去のつぶやきを年単位で遡って発掘するのはかなりの手間だ。Twitter本体の機能は当てにならないので、「Twieve」でEvernoteに自前でバックアップを取っておくべし。
Twitterのサービスが開始されたのは2007年のこと。長いユーザーでは、過去ログは5年間分も蓄積されており、1万ツイートを超えている人も珍しくない。この膨大なつぶやきのデータべースを遡るのは、並大抵ではない。Twitterでは負荷を減らすために、一度に表示されるつぶやきの数を制限しており、手動で延々と過去にさかのぼって探さなければならないからだ。
Twitterの過去ログを、自分の記録としていつでもアクセス可能な状態にするには、別のサービスにテキストデータとしてバックアップしておかなければならない。Twitterに書き込んだ内容を、自動的にEvernoteにバックアップする「Twieve」を使って、Twitterとそっくり同じ内容が、Evernote内にコピーされるように設定しておこう。
これなら、過去のつぶやきに遡りたいときも、Evernoteの検索機能を使って、一発で該当するツイートを拾い上げられるぞ。
■ Twitterの投稿ログを「Twieve」でEvernoteに記録する
「Twieve」を開いて、画面右上の「Sign in with Twitter」をクリック
Twitterにログイン。Twieveのアカウント利用の許可の画面で「連携アプリを認証」をクリックしよう
Twieveの設定画面が開く。「送信先」の「Evernote」を有効にし、自分のメールアドレス、Evernoteの投稿用メールアドレスを入力。「ノートブック」と「タグ」に、Evernoteで利用したいノートやタグの名前を入力しよう。Twitterからバックアップされたデータは、ここのノートやタグに記録されることになる
「表示設定」ではEvernoteの記録のスタイルを選択できる。ツイートだけでなく、アイコンや画像、元URL、地図も一緒にバックアップされるように設定すると、後で見直したときに分かりやすいだろう
無料サービスで保存できるのは、自分のツイート、ダイオレクトメッセージ、お気に入りのログ。メンションやフォロー・リムーブの記録は有料版のみ対応している
■ 正しく保存されているかEvernoteをチェック
設定した日から、Twitterに投稿した内容が、自動的にEvernoteに記録されるようになる。ノートは1日ごとに作成される。まったく活動がなかった日も、ノートは作成されるぞ
ノートには、ツイートの内容がそのままバックアップされる。ツイートの総数、お気に入り、フォロー、フォロワーといったステータス情報も記載される。ツイートが全くなかった日には、下のステータス情報のみが表示されるぞ