iTunesの「画像抜け」アルバムを撲滅!アートワークを超速で登録するテク
iTunesで気になるのが、アルバムのアートワークの抜けだ。iTunesにはアートワークを自動取得する機能があるが、これはiTunseStoreにあるアルバムのみなので、ちょっとマイナーな作品だと取得してくれない。アートワークのないアルバムの画像を、まとめて追加できるテクニックを使ってみよう。
iTunesのアートワークの登録に便利なのが、「Lightway」というソフト。これは、iTunseで再生中の楽曲のアートワークをウェブから取得して、アルバム全曲に適用できるツールだ。ただし、「再生中」というのがミソで、大量の楽曲データベースを持っている場合、アートワーク未適用のアルバムを探しては再生する、という作業がかなり大変だ。
そこで、アートワーク未設定のプレイリストを作成する。iTunesのスマートプレイリストには、アートワークのない楽曲だけを集める項目がある。これで未設定リストを作り、どんどん再生して、「Lightway」でアートワークを登録する、という作業を繰り返せばOKだ。
なお、「Lightway」はアルバム名やアーティスト名のキーワード検索でアートワーク候補を集めている。もし「Lightway」に正しいアートワークが表示されない場合は、Amazonの商品ページからアートワークを入手して、iTunesの楽曲プロパティで登録するといいだろう。
■ iTunesのアートワークが欠けたアルバムは萎える!
iTunesでアートワークが表示されていないアルバムがあるとかなり萎える。できれば、自分の楽曲データベースのアートワークは、完璧にしておきたいところ
■ iTunesStoreにある楽曲のアートワークを自動登録
iTunesの左上をクリックしてメニューを表示させよう。「ライブラリ」の「アルバムアートワークを入手」をクリックしよう
確認のダイアログが表示されるので「アルバムアートワークを入手」をクリック。これでiTunesStoreで販売されているアルバムのアートワークは、自動的に適用される。問題は、iTunesStoreにないアルバムのアートワーク。これは手動で何とかするしかない
■ アートワークのない楽曲のリストを作る
iTunesのメニューから「新規」→「新規スマートプレイリスト」をクリックしよう
スマートプレイリストの設定で「アートワーク付き」「ではない」を選択して「OK」をクリック
プレイリスト名を「アートワークなし」などの名前にしよう。開くと、アートワークが登録されていないアルバムだけが表示される。画像にはアートワークありのアルバムも表示されているが、これはアルバム内の一部の曲にのみアートワークが登録されていているためだ
■ 再生中の曲にアートワークを登録する「Lightway」
「Lightway」をインストールして起動。iTunesで再生中の楽曲が表示され、アートワークの候補画像が表示される。この画像は、アーティスト名やアルバム名を元にウェブ検索されたもので、関係ない画像も多いが、ほとんどの場合アルバムの画像が含まれている
正しいアルバムの画像を選択した状態で、上の「+」ボタンをクリックしよう
選択した画像が、アルバム内の楽曲に適用される。すべての楽曲に適用されるには時間がかかるので、完了するまで待機しよう
iTunesの側では、アートワークが適用された楽曲が、「アートワークなし」のリストから自動で消える。この調子で、「アートワークなし」のリストのアルバムを再生しては「Lightway」で画像を適用するという手順を、リストが空になるまで繰り返そう