iTunes 10のSNS機能「Ping」 開始2日で100万人を突破
Appleが先日リリースした「iTunes 10」には新機能「Ping」が搭載され、ユーザー同士でおすすめの楽曲やアルバム、アーティストを共有できるようになった。Appleのソーシャル機能への参入は初めてだが、開始から2日でユーザー数が100万人超と、好調な滑り出しを見せている。
「Ping」はiTunes 10から追加された新機能で、iTunes Storeのアカウントを持っているユーザーは、オススメのアーティストをほかのユーザーと共有することが可能。iTunesStoreから購入した楽曲やアルバムを紹介することもできる。
Appleによると、Pingのユーザー数は提供開始から48時間で100万人を超えたとのこと。iTunesの利用者は全世界で1億6千万人にも上るため、今後iTunes 10への移行が進むにつれて、Pingの利用者はまだまだ増加すると予想される。
ただし、ほかのソーシャルネットワークサービスと連動できない点や、iTunesStoreで購入した楽曲にしか「いいね!」を付けられないなど、あまりに閉鎖的過ぎるという意見もある(参照)。オープンな環境作りはAppleのもっとも苦手とするところ。Pingは音楽SNSとして成功できるのだろうか。
2010年09月06日 20時26分