ChromeがEpub対応の電子書籍リーダーに変身「Readium」
電子書籍用のファイル形式として、もっとも有力視されているのが「Epub」。Epub形式で配布される電子書籍の増えてきている。Google ChromeをEpub用の電子書籍リーダーとして利用できる拡張が「Readium」だ。
「Readium」は、Google ChromeをEpub形式用の電子書籍リーダーとして利用できる拡張機能だ。最近はEpubの普及も進んできており、メルマガの内容をEpub版として配布するといった使われ方も一般的になってきた。しかし、Epub対応のPC向け電子書籍リーダーは思いのほか少なく、せっかくEpub形式のファイルを入手しても、読めずに困ってしまうことになりがち。
ReadiumはChromeをEpubリーダーにする拡張で、単にEpubファイルの中身を表示するだけでなく、本棚機能や文字サイズの変更、ページの片面/見開きの切り替えなどに対応。快適に電子書籍を読める環境が用意されている。
これまで読書環境が整わずにEpub形式のファイルをスルーしてきた人は、この機会にGoogle ChromeをEpub形式に対応させてみては。
■ Google ChromeでEpub形式のファイルを読めるようにする
「Readium」を公式サイトからダウンロードし、Google Chromeにインストールしよう
新しいタブを開いてスタートページを開き、「アプリケーション」に追加されているReadiumを起動しよう
さっそくReadiumにEpub形式のファイルを追加する。左上のボタンからファイルもしくはURLを指定すると、Readiumに電子書籍を取り込める
Epub形式のファイルを取り込むと、このように表示される。クリックして中身を読んでみよう
Chromeの画面が電子書籍リーダーとなった。キーボードの左右の矢印キーを操作することでページ送り/戻りができる。画面右下のボタンもページ移動に対応している
画面右下のボタンではほかにも文字サイズの変更や、ページの片面/見開きの切り替えが行える。電子書籍を読みやすい表示に調整しよう