まだあった!「Google Chrome」の知られざる機能
Google Chromeは一見すると機能を最小限に絞ったシンプルなブラウザに見えるが、ほかのブラウザにはあまりない珍しい機能が多数搭載されている。普通に使っていたのでは見落としてしまう、Google Chromeの知られざる機能を紹介しよう。
ページメニューからは、履歴やクッキー(Cookie)などが保存されない「シークレットウインドウ」を開くことができる。家族などと共用しているパソコンで、やましいサイトにアクセスするときは、ぜひこの機能を利用しよう。
「タスクマネージャ」コマンドでは、独自のタスクマネージャを起動できる。サイトごとのメモリ使用量などを表示できるほか、JavaScriptのバグなどで操作不能になったサイトを強制終了することも可能だ。GoogleChromeは、サイトごとにプロセスが独立している特殊な仕様なので、1つのサイトを強制終了してもブラウザ全体が終了してしまうことはないぞ。
また、リクエストされたURLなどの情報を監視するネットワークモニタ機能も搭載されている。ウェブアプリがどのようなURLにアクセスしているか知りたいときなどに役立つ。
■ 知っていればいつか役立つ便利機能の数々
Google Chrome | ||
作者:Google |
アドレスバーの右のページメニューボタンを押せば、メニューが表示され、各種の機能を呼び出せる
「シークレットウインドウを開く」では、このようなシークレットモードのウインドウが開かれる。クッキーや履歴の内容などは、ウインドウを閉じた時点では記されるので、痕跡を残さずに済むぞ
「タスクマネージャ」では、このようなタスクマネージャ画面が表示される。プロセスごとに、メモリやCPU、ネットワークの使用量が表示される
何らかの問題でクラッシュしたり「プロセスを終了」などで強制終了されたページは、このような表示になる。ブラウザ全体は、問題なく動作し続ける
アドレスバーに「about:network」と入力すると、このようなネットワークモニタが表示される。「Start I/O Tracking」を押せば、ブラウザがやり取りしたURLが次々表示される