Wiiを魔改造してなんでも再生できる神機へ昇華させよう
日本で最も売れている家庭用ゲーム機といえばニンテンドーWiiだ。表の顔は子供を喜ばせる健全なオモチャだが、本体に簡単な改造を施すことで使い方を激変させる裏の顔がある。世界の有志が開発した便利ツールを使いこなせばWiiの使い道は格段に飛躍するぞ。動画や音楽を楽しんだり未発売のアブナイ自作ゲームを楽むことだってできるようになるぞ!
SDカードから自作プログラムを実行できるようになるなど、使い道が大幅に広がるWiiの魔改造。改造と聞くとまず心配になるのが本体の故障だが、紹介するハック方法を使えば故障の心配はほとんどない。特定のゲームソフトのバグを突き、SDカードから読ませたプログラムを実行する方法だからだ。Wii本体をイジるわけではない。そのため一部では「無改造ハック」とも呼ばれている。本体をバラすこともなく手順さえ守れば誰にでも簡単にできるぞ。
なお、これまではWiiのファームウェアが4.0Jの場合“魔改造”ができなくなっていたのだが、それを可能にする「bannerbomb」というツールが登場した。詳しくはこちらより。
秘密の動画を家族が寝静まってからパソコンでこっそり楽しむのは定番だが、夫婦で寝ている部屋にパソコンがあると細心の注意を払わなければ見ることができない。どうせ見るなら広いリビングの大画面TVでゆったりと見たいが、ネット動画をいちいちDVDに変換するのは手間がかかる上に証拠が残る。そこでハック済みWiiの出番だ。
こちらのテクで、USBメモリへゲームディスクをバックアップし起動することができるようにはなったが、一度ゲームイメージをインストールしたUSBメモリは独自の「WBSF」というフォーマットで処理されている。そのためウインドウズの通常フォーマットではドライブが認識できず開けなくなってしまうのだ。あらかじめパーティションを切って共存させよう。
ネット上には製品版では決して発売されることのない、世界の有志が作成した自作ゲームが数多く公開されている。自作とはいえその出来栄えは、製品版に見劣りしないほど完成度の高いものばかりだ。