ウェブメールの常識を覆す「Gmail+Gears」はこんなに便利!
ブラウザ上で使うGmailは、通信が不安定なノートPCなどでは満足に利用できない。また、常時接続であっても、ページ切り替え時やメールを開く際に毎回サーバへの問い合わせを行う仕組み上、メールデータをダウンロードしておくOEより動作が遅い。そんなブラウザメールの常識を覆すのが、Googleの新技術Gearsだ。
Gmail+Gears環境では、Gmailサーバ上のメールデータがあらかじめHDD上にダウンロードされる。このため、通信が不安定な状況でも、HDD内のデータを使ってメール表示などを行えるのだ。サーバへの問い合わせを行う必要がなくなるから、OEとほぼ同等に動作が高速だぞ
■Gmail LabsでGearsを有効に切り替える
Gmail | ||
運営:Google |
Gears | ||
作者:Google |
Gmailの「設定」→「全般」で「言語」を「English(US)」に切り替えてページ最下部の「変更を保存」をクリック
「Settings」→「Labs」の「Offline」を「Enable」に設定して「Save Changes」をクリック
最上部に「Offline0.1」と表示されるはず。再度「Settings」を開き、「General」で「Language」を「日本語」に切り替え、ページ最下部「SaveChanges」をクリック
最上部に「オフライン0.1」と表示されるのでクリックし、「次へ」でオフライン機能のインストールを行う
Chromeには最初からGearsが同梱されているが、IEの場合、ここでGearsのインストールを行う必要がある。「同意してダウンロード」でインストールを行う
「インストール中」と表示されるので少し待つ
メールが少しずつHDD内にダウンロードされていく。時間がかかるが、途中で中断させても構わない。途中で中断させても、既
にダウンロードされた最近のメールに対しては問題なくGearsの機能を利用できる
■GoogleリーダーもGearsに対応しているぞ
GoogleリーダーもGearsに対応している。オンライン時に登録済みサイトの新着記事一覧をHDDにダウンロードしておき、オフライン状態ではHDD内のデータを使って記事表示を行う仕組みだ。言語を英語に切り替えて利用しよう。
Googleリーダー | ||
作者:Google |