音楽CDのCUEシートが無い? 「CueMaster」で探してみよう
音楽CD全体が1つに繋がったWAVEやAPE、FLAC等の無圧縮音源ファイルとトラック情報を定義したCUEファイルがセットになった「WAVE+CUE」「APE+CUE」といった音楽形式は音楽マニアに好まれているが、CUEファイルを紛失すると再生できなくなってしまう。リッピング後にCUEファイルをなくしてしまった場合は、「CueMaster」を使ってネット上のFreeDBからダウンロードしよう。
CUEファイルは、音楽そのもののデータではなく、あくまでトラック間の切れ目などの情報が格納されているファイルなので、ダウンロードしても違法性はない。
CUEファイルさえ手に入れば、Winampなどのプレイヤで各トラックを頭出し再生したり、変換ツールでトラックごとのMP3ファイルを生成したりすることができるぞ。
FreeDBからCUEファイルをダウンロード
CueMaster | ||
作者:BZ |
CuePlayer | ||
作者:Nullsoft |
Monkey's Audio Codec | ||
作者:Matthew T. Ashland |
アルバム単位のファイルが「APE」などマイナーな拡張子でHDDに転がっていたら、CUEファイルを紛失した状態だ。CueMasterを起動して、検索ボタンをクリックしキーワード検索。検索結果をダブルクリック
トラックデータがダウンロードされるので、保存ボタンをクリックして音楽ファイルと同じフォルダに、「同じファイル名.cue」で保存する
保存したCUEファイルをメモ帳で開く。「FILE」の後を音楽ファイルと同じ拡張子に書き換える。「"」の後は音楽ファイルの拡張子と無関係に、常に「WAVE」でよい
APE+CUEなどを再生するには専用のプラグインが必要だ。Winampの場合はCuePlayerとMonkey's Audio Codecをインストールし、さらに「C:Program FilesMonkey's AudioWinampPlugin.exe」を実行してインストール
CUEファイルをWinampにドラッグ&ドロップすれば音楽再生を行える。トラックリストがきちんと表示されるし、頭出しもOKだ。