検索や投稿をコマンドで操作するFirefox拡張「Ubiquity」
ブラウザ操作に革新をもたらすかもしれないツールとして注目を集めているのが、Firefoxのアドオン「Ubiquity」。ウェブをコマンドラインから操作できるようになるツールだ。
Ctrl+Spaceでコマンドラインを呼び出してコマンドを入力する。例えば、気象情報を調べたい場合は、「Weather」に続けて地域を指定すれば、気温や湿度が表示される。ほかにもGoogleマップ検索やアマゾンの商品検索、Twitterへの投稿を、ウェブサイトを開かずコマンド入力だけで行うことができる。
専用のコマンドエディタを使用すれば、オリジナルのコマンドを作成して登録することも可能。ネットでは有志による自作のコマンドが公開されている。日本語を含んだコマンドの利用に難があるなど、まだ発展途上のツールだが、これからの進化に期待しよう。
インストールガイド
FirefoxでMozilla Labsにアクセスして「Ubiquity」のインストールを行おう
Firefoxを再起動すると使用可能になる。デフォルトでは「Ctrl+Space」でコマンドラインが表示される。コマンドは入力途中で自動補完される。「weather Tokyo Japan」を実行すると、東京の天気情報が表示されるぞ
日本語も利用できるがEnterキーで入力確定を行うと、同時にコマンドとして実行されてしまため正しく動作しない。「Ctrl+M」で入力確定を行った後でEnterキーを押して実行すればよい
「command-editer」を実行するとコマンドエディタが表示される。コマンドを追加したい場合はここに書き込めばOK。スクリプトはウェブで公開されているので、探してきてコピー&ペーストで追加すればよい
コマンドが分からなくなった場合は、「command-list」で登録コマンド一覧が表示されるので確認しよう
■関連サイト
・コマンドでウェブサービスを呼び出せるFirefox拡張
・Mozilla Re-Mix: ちょっと便利なサードパーティのUbiquityコマンド20個