Vistaシステムを徹底的に弄る「EnhanceMyVista」
Vista用のフリーソフト「EnhanceMyVista」は、レジストリ不要項目の削除やレジストリデフラグ、高機能タスクマネージャなどのシステムユーティリティや、スタートメニュー・タスクバー等のカスタム機能を詰め込んだ統合型のVista補助ツールだ。
「EnhanceMyVista」にはフリーソフト版とシェアウェア版の両方が用意されており、「全ての機能を使いたければシェアウェア版を」ということなのだが、フリー版でも非常に多機能。スペース上の制限もあるので主だった機能に絞って紹介しよう。レジストリ調教や高機能タスクマネージャなどの機能、スタートメニュー・タスクバーのカスタム機能など、全てのVistaユーザーや今後Vistaを導入する予定がある人にチェックしておいて欲しいツールだぞ。
「EnhanceMyVista」を作者のページ(FREE VERSION)からダウンロードしてインストール。初回起動時にシステム復元ポイントを作成するか問い合わせがあるので「はい」で作成を行っておこう。
一番上のメニュー→その下のアイコンメニュー、で機能を選択する。「Tools」「Processes」は高機能タスクマネージャ。「Verify Signature」で全プロセスに対して署名の整合性チェックを行うことも可能だ。
プロセスを選択して「Go To File」で実行ファイルが入ったフォルダが開かれる。プロセスリストも親子関係を反映したツリー表示なので分かりやすい。
「Tools」「Registry Cleaner」はレジストリ不要項目のスキャンと削除。XP時代から各種ツールで実現されている機能だ。
「Tools」「Registry Defragment」はレジストリに絞ったデフラグ。高速な上に効果が比較的高い。以前紹介したWinASO RegDefragとほぼ同等の機能だが、WinASO RegDefragはVistaに対応していない模様。
「Customizations」の「Start Menu」「Taskbar」「Media Player」で各種カスタマイズを行う。カスタム後は左上のアイコンをクリックし「Save and Reboot」で変更の反映と再起動が行われる。