エクスプローラ上での右クリックメニューを調教する「FileMenu Tools」
アプリケーションをインストールすると、エクスプローラ上でのフォルダなどの右クリックメニューに勝手に項目が追加されることがある。アプリ内の設定で思い通りに調教できればよいのだが、設定で項目を消せないアプリ/柔軟な設定が不可能なアプリが多いのだ。エクスプローラ右クリックメニュー用の海外製フリーソフト「FileMenu Tools」を使い、不要なメニュー項目は消し去ってしまおう。「ある項目を、フォルダ右クリックメニューには残したまま、ドライブ右クリックメニューから消す」といったように、柔軟なカスタマイズが可能で、日本語化もできる。使いやすい調教ツールだぞ。
「FileMenuTools」を作者のダウンロードページからダウンロードしインストール。初回起動時に「Options」「Language」「Japanese」で日本語化できる。なお、日本語言語パックは本体に同梱されているので、ダウンロードページ内の「Japanese (Japan)」を落とす必要はない。
例えば、圧縮ツール用のコマンドは、フォルダ右クリックメニューに追加される分には便利なのだが、何故かドライブにまで追加されてしまうことが多い。「マイコンピュータ上でドライブを右クリックして丸ごと圧縮」なんて操作はあり得ない。
「他のアプリケーションのコマンド」で不要な項目のチェックを外していく。現在システムに登録されている右クリックメニュー覧は、「すべてのファイル形式」「ドライブ」「フォルダ」といったように、対象単位でまとまっている。設定が終わったら左上のチェックボタンで適用だ。OS再起動などは不要。
「File Menu Tools」が提供する独自メニューも設定可能。チェックで各機能を有効・無効切り替えするのが基本だが、「コマンドを追加」で新しいコマンドを追加することも可能だぞ。
独自メニューは右クリックメニュー「FileMenu Tools」の中だ。
独自メニューが不要な人は、「オプション」「FileMenu Toolsを有効化」を外す。少し分かりにくいが、「各メニューの有効・無効などFileMenu Toolsで行った全ての調教を有効/無効化」という意味ではなく、あくまで「FileMenu Tools独自メニューを有効/無効化」という意味。