いつの間にか壁紙を変更するタブが画面のプロパティから消えちゃった 壁紙変えたいよ。

窓の手などのカスタマイズツールを使うとXPの設定の一部が使えなくなることがあるのだ。
カスタマイズツールを使うのはパソコン高速化の基本中の基本だが利用には注意が必要だ。ツールの中には高速化のため勝手にXPの機能を一部無効にしてしまうものがある。
特に多いのが超定番ツール「窓の手」を使って起こるトラブルだ。「従来のWindowsスタイルでウィンドウ表示する」という設定を使うと画面の描画が高速になるが「画面のプロパティ」画面の「デスクトップ」タブが消滅し、壁紙の変更ができなくなる。またフォルダ内の左側に表示される「ファイルとフォルダのタスク」が表示されなくなり再表示できなくなってしまうのだ。
トラブルに対処するには窓の手で誤った設定を解除してやればいい。窓の手以外のツールを使って同様の不具合が発生した場合でも窓の手を使えば元に戻すことが可能だ。

コントロールパネルから「画面のプロパティ」を開いてみると、いつの間にか「デスクトップ」タブが表示されなくなっている

フォルダ内の左側に表示されていた「ファイルとフォルダのタスク」が強制的に表示されなくなる

「ファイルとフォルダのタスク」は通常ならXPの「フォルダオプション」画面で「フォルダに共通の作業を表示する」を選択すれば再表示できるはずが選択できなくなってしまう。なかなか気づきにくいが、いずれも原因は高速化ツールのせいなのだ

窓の手を起動し「ウィンドウ」タブを選ぶ。「従来のWindowsスタイルでウィンドウ表示する」のチェックを外して「設定反映」をクリックしよう

画面のプロパティに「デスクトップ」タブが表示され、壁紙を変更可能になる

フォルダオプションも正常に戻り、「ファイルとフォルダのタスク」を再表示できるようになった

2007年09月29日 00時47分
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