パスワードを間違えやすい人に 中身を色表示して誤入力がすぐ分かる拡張
入力中のパスワードは通常、見えないようになっているため、ミスタイプに気付きにくい。「Visual Hashing」は、パスワードの内容を4色の組み合わせで表現するブラウザ拡張。色の組み合わせを覚えておけば、送信ボタンを押す前にパスワードの入力ミスに気付けるぞ。
入力中のパスワードは通常、セキュリティのために見えないようになっているが、そのせいでタイプミスにも気付きにくく、間違って入力しているにも関わらず何度も送信ボタンを押すハメになることもしばしば……。
「Visual Hashing」はGoogle ChromeとFirefoxに対応したブラウザ拡張で、パスワードを4色の組み合わせで表現する。正しく入力されたパスワードの色の組み合わせを記憶しておけば、パスワードの文字列が見えなくても、入力し終えた段階でミスタイプに気付くことができる。
色の組み合わせは完璧に覚える必要はなく、自分のパスワードはどんな色調や雰囲気だったか、だいたいの印象を覚えておくだけで充分だ。ミスタイプがあると、まったく違う色のセットが現れるので、すぐに分かるだろう。
■ パスワードの入力ミスを色の組み合わせで判断
パスワードは通常、非表示になっているためミスタイプをしても気付きにくく、ログインボタンを押してエラーが出てから、ミスに気付いて再入力するハメになる場合が多い
「Visual Hashing」をGoogle Chromeにインストール(Firefox版はこちら)。パスワードの入力を開始すると、入力欄が4色に色分けされ、1文字入力するごとに新しい組み合わせが表示される
パスワードを正しく入力し終えたら、その状態の4色の組み合わせを覚えておこう。完璧に覚える必要はなく、なんとなく色の印象を記憶しておくだけでOK
もしパスワードが一文字でも違うと、記憶とまったく違う4色の組み合わせが表示されるため、送信ボタンを押す前にミスタイプと気付くことができる